2008/8/4(月)09:55
3日間のオープンキャンパスも無事終了。ビジュアルは例年通り盛況な人の入りで、3日間ずっと喋りっぱなし。今年からビジュアル3コースで模擬試験を実施したのだが、予想よりも多くの人が受けてくれた。姫路から二日連続で来てくれた子もいた。バイトの在校生たちもよくがんばってくれた。いずれの日も、終わる頃には足がガクガクになり、どっと疲れが出るのだが、気分がいいので3日間とも河原町に寄り道をする。高島屋の地下で美味しそうな桃を買ったり、最終日の昨日はイノダ本店の旧館でハムトーストとアイスレモンティーを摂取したり。
お知らせ。デジクリのAO入試の模試ムービー。エントリーは8/6までです。
2008/7/31(木)22:27
明日からの3日間はオープンキャンパス。よって今日はその準備。
2008/7/30(水)22:11
夏休み初日はデジクリのイベント「ホワイトスクリーン」で、とある番組のブリッジ映像の撮影にエキストラで参加。真夏の体育館で3時間半以上のロケ。オバサンとしては、ほぼ20年振りに体育会系の汗をかいたのだが、わたくしの恩師のT教授も参加しているので、弱音を吐く訳にはいかぬ。がんばったあと、スタッフルームで各先生の入試営業のお土産の「ちんすこう(沖縄)」と「焼き牡蠣せんべい(広島)」を食べ、ほっこりしていたらどっと疲れが出たので、一足先に帰宅。帰りがけに京都駅のビッグカメラでプリンタのインクを買う。帰宅してからの風呂が気持ちいいったら。
2008/7/28(月)22:35
先週末は新しい絵本の打合せで四谷三丁目のとある出版社へ。あれこれとお話をしたあと、最後にちょっと学生の作品を見てもらったりもする。担当の方が「参考になれば」と何冊かの絵本を見せて下さった中に、ウサギとアライグマが登場して「友だちの死」をテーマにした絵本があり、読んでいて思わず泣いてしまった。最近、涙腺が弱いわたくし。のち、別の本の打ち上げで著者の方と一緒に、出版社の方に神楽坂でゴチになる。店の前に割烹着を着た和服の太めの女将がいて、その横で白と茶ブチの太った猫がのびをしている姿が妙にハマッていた。バラ寿司をいただく。「神楽坂阿波踊り大会」なるものをやっていた。私が見た時は、鳴り物の音が大きいわりに、踊り子が少なくてしょぼかったが。翌日は仕事。夜は須田町のKで晩ご飯。「キャベツのパルメジャーノチーズ焼き米沢牛ミートソースがけ」というおニューのメニューを試す。濃かった。以前から田村正和に似てるなぁ、と思っていた店の人のことを、他の客が「まさかずさん」と呼んでいて笑った。帰宅後、久しぶりに司馬遼太郎の「街道を行く〜越後路」を寝床で読む。先日越後に行ったとき、車窓から見えた民家のつくりが、切妻側が幅広で、全体にシンプルな印象だったのだが、司馬さんも同じことについて書いておられて驚いた。
2008/7/22(火)22:15
今日で前期の授業が終了。明日からは試験期間。とはいえ、オープンキャンパスや入試説明会で夏休みなんかほとんどない。今日は1年生のイメージ表現の授業の見学&合評に参加。プリミティブな魅力の作品がたくさん。昨日のオープンクラスの様子が大学のサイトで紹介されていた。わたくしの姿も小さく写ってマス。
2008/7/21(月)21:18
今日は海の日だったが、オープンクラスの授業日。2年生の授業は前期最後で、合評を続けざまに二つ。
先週からの忘備録。木曜日は富山に入試説明会で出張。終わったあと、東京に戻る特急がなくて、その日は富山泊。翌朝、富山駅の駅ビルで「ます寿司/各種」の看板に惹かれ、「青山」という老舗のます寿司と、白海老のかき揚げを買って「はくたか」に乗車。日本海を眺めつつ2時間、のち越後湯沢で上越新幹線に乗り換え、14時過ぎには東京着。上越新幹線の「MAXとき」は、全車両2階建て、しかも全ての席が3人掛け(つまり左右で6人掛け)で、週末だったためか満席のため、なんだか大量移送される家畜のような気分になった。湯沢から東京まで1時間ちょいしかかからないのは感動したが、越後の美しい田んぼの風景と、大宮あたりからの雑然としたコンクリートの風景のギャップはものすごかった。今回、車窓を眺めていて、地方の風景のあちこちに「お墓」があるのだな、ということを今更発見する。そういえば、徳島の祖母の家の田んぼにも、ご先祖さまのお墓があった。魚津あたりの河口では、シニアの集うゴルフ場の隣に大きな墓地があり、その横に水族館と遊園地の観覧車が見える不思議な風景を見た。
翌日は午前中東京藝大美術館に会期ギリギリセーフで「バウハウス・デッサウ展」を観にゆく。カンディンスキーの色彩の授業の課題作品を見たが、うーむ、あんまり楽しくない。オスカーシュレンマーのバウハウスダンスの映像は大変おもしろかった。80年前、わたくしの祖母の年代が10代だった頃のもの。のち、SDCの総会があったため、銀座のマロニエゲートへ移動。今年の春の卒業生が10数名参加、大学から他の先生たちも参加。「バウハウス展」の図録は同窓のO君がデザインしたらしい。一次会でおいとまし、夜は仕事。夏バテ気味の最近。
2008/7/8(火)22:30
絵の仕事は先月に比べると随分楽になったのだが、前期末のため、大学がなんとなく慌ただしい。メールその他、返信が遅れがちになっております。
で、先週末は「ターナー賞の歩み展」を観に、夜8時から六本木ヒルズの森美術館に行く。会期ギリギリセーフ。大学で話題のダミアン・ハースト作の牛の母子の縦切りホルマリン漬けを見たのだが、うむ、これは作家が凄いというより、牛そのもの、ひいては神様の造形が偉大だということではなかろうか。もしくは、この牛を切った職人は違う意味で凄いと思うが。現代美術〜コンセプチュアルアートって、どうも頭でっかちな気がして、生涯通して見続けていたいと思う作品に出会ったことがないような気がする。会場の最後にあったオランダの映像作家「サスキア・オルドウォーバース」の映像作品が一番よかった。六本木ヒルズ52階から観た夜景は湿気のせいか、眼下が霞んでいた。ちょうど七夕前で、金と銀の短冊とこよりが用意されていて、願掛けができるようになっていたので、銀の紙に願い事を書き付けてくる。こういうときに「世界平和」とか「温暖化防止」とか大きな目標を書かないわたくし。個人的なささやかな、願い事をひとつ(秘密)。のち、ヒルズの足下にある294円のラーメン屋で遅めの夕食。
月曜日に大学に行くと、こんどは三年生がどこからか笹を切ってきて、アトリエで七夕をしていた。短冊はトーナルカラー。先生も書いてと言われ、肌色の紙にこんどは具体的に即物的な願い事を3つ。「温泉旅行、ねこ、うまいもん」。
ところで「毎日新聞問題」というのをご存知でしょうか。マスコミでは軽めに取り上げられただけだったかと記憶しているのだけれど、こういう問題はもっと騒いでいいと思う。何が哀しくて、自国の女性のことを外国の人に誤解させるような記事を10年近くも英語で発信し続ける気になるのでしょうね。ほんとうに情けないです。
2008/7/1(火)23:38
きょうはすっかり夏日。大学から白川通りの画材屋まで紙を買いに行ったら、熱さと西日でぐだぐだになった。自力で録画テープからDVDを作ることに、ようやく成功。i-bookが異様に遅いのが難点だったが。先週末は溜まっていた洗濯モノを一気に片付け、浅野屋でパンをしこたま仕入れる。日曜日の夜は神保町で美味しいお魚を食べて機嫌が良かった。u珈琲で携帯で話し続ける女性の声が耳障りだったが。学生が貸してくれた本を読書。そして私の新しい本のお知らせ。
2008/6/26(木)11:00
ほぼ一週間ごとの更新。
先週の土曜は新宿で入試説明会、翌日の日曜は大学のオープンキャンパス(のため朝の7時に家を出る)。雨のなか、そこそこの動員。その夜、絵の仕事を3つ片付け、月曜は二年生のシルク印刷。シルク枠を用意するひと、感光材を塗る人、製版する人、刷る人と、いろんな段階の人がいて、作業室はてんやわんや。一人で30数名の学生の全てに目が行き届くはずもなく、手順を間違えそうになった男子学生に声を荒げてしまう。反省。
そして今日は京都駅に出来たビックカメラにPC周辺機器を仕入れに出向く。夕焼けのきれいな日だった。実家の庭のスモモがいつの間にか熟れている。毎年少しずつ小振りになっているが、今年は去年よりもたわわ。水曜日の夜、久しぶりにMさんと電話で喋る。女友達と長電話したのは半年ぶりくらいか。自分の喋り方に「先生っぽさ」を垣間みる。反省。Mさんも職場でいろいろとぶつかっているよう。立場は違うが、「ぶつかっていること」では共感できるので、お互いにぐちりあう。二人とも、具体的に少しずつでも目の前の仕事を片付けるほかはないのよね、と見解の一致を見たあと、最後には笑い合えた。
2008/6/18(水)21:18
しばらく間があきました。忘備録。
6/6の金曜日は造形作家のSさんと銀座で待ち合わせ、ライオンへ。Sさんは黒ビール、わたくしは(下戸ゆえ)ドイツの泡水を注文。Sさんは象牙や水牛の角をつかったアクセサリーをつくっている方で、新作を見せてもらったり、今後の作品についていろいろとお話を聴く。のち「ナイル」というインドカレー屋でカレー(めずらしい味)そして松屋の地下で和茶。浅野屋のパンを買って帰宅。土日は仕事。6/9日に京都へ移動し、翌6/10日から11日は入試説明会のため、広島と岡山に一泊の旅。水曜日の夜、岡山から自宅に戻ったのが23時で、翌日は朝から教授会。そして昼から的川先生のアセンブリー。講演自体は、いつもは来ないような外部の年配の方が数人来られていて、質問時間のとき数名の方が次々に挙手され「私たちのいるような宇宙は、ほかにもあるんですか」「『はやぶさ』はいまどうなっているんですか」「宇宙基本法のことが話題になっていますが、軍事利用も含めた今後の宇宙開発のあり方についてどう思われますか」等、熱心に質問をされている姿が印象的だった。的川先生の返事もそれぞれに興味深かった。講演のあと、休憩されている先生のもとへ四回生を連れておじゃまし、去年協力していただいた絵本を観ていただく機会を得る。先生はNPO「子ども・宇宙・未来の会」(KU-MA:クーマ)という組織を立ち上げられたそうで、「教育」ということに真摯に取り組まれている姿勢に背筋が延びる気持ちがした。その夜はそのまま東京へ戻る。4日連続で新幹線利用(当然、全て爆睡)。
金曜日から土曜日は「暮らしの風」の9月号を描き、日曜日の夜に築地市場の朝日新聞まで自力で納品する。月曜日はシルク印刷の実習、火曜日は三年生のアトリエを片付け、そして今日は3年生の合評と非常勤のSさんの課題出し。
いろいろと思うことのある最近。大学でイラストレーションを教える、ということについて、未だに迷いっぱなしで、先日のY先生からもいろいろとヒントメールをいただくのだが、今の大学(どこの大学でも似たようなモノかもしれない)の現状と自分の思うところの温度差に暗澹たる気持ちになっている。とりあえず三年生のアトリエの出しっ放しにしてある荷物を片付けようと思うのは、評価されることのない、地味な雪かき仕事をすることで、自分の心を白く保とうとしているからなのかもしれない。
2008/6/4(水)00:08
昨日はY先生が来て下さって数学の授業をして下さった。芸術系の大学での数学の授業。どんな授業になるのか、事前のメールのやりとりで、どのあたりの話になるのかは、だいたい予測はしていたが、正直よくわかっていなかった。が。
いやはや、おそれいりました。びっちり内容の詰まった濃いお話をスピード感のある画像や映像とともに約2時間(途中休憩5分)。ずっと集中したまま、浴びるように聴かせていただく。はい、めちゃくちゃ面白かったです。「話の内容なんか忘れていいんです」とY先生。たくさんの「大事なもの」をもらったが、そのいちいちを書くのは無粋な気がして、ここでは書かない。(ごめんなさい)あのとき、あの教室にいた20数名だけの宝物とする。それにしても、私の力不足で参加してくれた学生が少なかったことがとても残念で仕方ない。それでも参加してくれた学生たちは、みな楽しかったと言ってくれた。1年生の女の子は「難しい話は忘れていいよ、と先生が言ってくれたから、忘れたけど、何かすごく大切なことを聴いた気がする。」と言った。高校生のときに偶然先生の著作を読み、感銘をうけた人文学部の女の子は、授業中はY先生がその作者だと気付かず、その真夜中に〜もしかして、あれは「虚数の情緒」を書いたY先生だったのでしょうか、と私にメールをくれた。どこの誰かわからないオジサンが、なんだかわからないけれど芸術の大学で数学の授業をしてくれた。そして、その内容は数名の学生に確実に「宝物」をのこしてくれた。録画はしないで欲しい、と希望された先生。だからこそ、ライブで少しでもたくさんの人に観てほしかった。普段接している学生たちと、先生の授業を共有したかった。一期一会。そのときだけのチャンスを。もしかすると、このことを痛感させてくれたことが、私にとっての先生の授業だったのかもしれない。(これからはもっと賢くやります。これに懲りず、またぜひ来てやってください。→Y先生)
2008/5/28(水)23:57
三年生の絵本の合評。同僚のK先生と二人で3時間半ぶっとおしで行う。予想以上にいいモノができていてうれしい。心地よい疲労感と共に帰宅、こんどは自分の仕事。
2008/5/23(金)23:07
しばらくぶりの更新。この月末はシャレにならないくらい仕事が重なり中。結局先日の健康診断も、早起きすることで健康を損ねそうだったので、受診せず(いいのか)。メールにも返事できぬまま。すみません、いまちばらくお待ち下さいませ。
さて、つらつらとあったことを書いておくと9日に東京に戻り仕事。10日の土曜日はせめてもの息抜きに夜、森下の山利喜に行こうとしたら、相変わらずの長蛇の列で30分並んで諦め、結局銀座に出る。昭和通りを越えたところにある、こじんまりしたイタリアンレストランに入ったら、意外にアタリの店で、とくにサツマイモのニョッキのゴルゴンゾーラソースあえが美味だった。日曜日も仕事。月曜日は2年生の授業で、夜から絵本の制作に本腰でとりかかる。火曜日は書家の石川九楊先生が来られて授業。水曜日にK出版のHさんがアニメのN先生のところに来られていたので、3人で学食で集合してお茶。金曜日は京都駅のグランヴィアで入試説明会。この日のために同僚の先生が作ったビジュアルニュース、ビジュアルブック等を会場に並べ、来て下さった高校や塾の先生たちに学科のことを説明。お昼ご飯にスタッフで駅の下の回転寿司に入り、9人でカウンターに一列に並んで寿司を食す。その夜の新幹線で東京に戻り、土曜日は絵本制作、日曜日は新しい仕事の打合せで神保町の古瀬戸に行く。帰宅後、エアコンの修理がきて、夜もずっと仕事(書いていて哀しくなるよ)
月曜日に大学へ移動し、昼→大学、夜→絵本仕事のサイクルでひたすら働く。課題の絵本の提出が水曜日だったため、月、火は作品の撮影、スキャン、プリントアウトの学生が重なり、帰宅も遅めになる。木曜日は山本容子さんが集中講義のためご来校。さいたま市の鉄道博物館のために制作されたステンドグラス作品のDVDを見せてもらいながらの授業。ステンドグラス工房の方も同行されていて、ガラスを切るところを実際に見せて下さった。10メートル×3メートルの壁画は、10人の作家(池澤夏樹、池内紀、江國香織、浅田次郎等、)に鉄道にまつわるエッセイを書いてもらって、そこからのインスピレーションで描かれたそう。そして今日はイラストコースのためにアトリエで再び授業をして下さり、最後に学生たちの作品も観て下さった。あいかわらず美しく、知的に刺激的なお話をいろいろとして下さった。個人的には去年格闘していたステンドグラス切りをプロの方にほめてもらえて嬉しかった。
容子さんが帰ってのち、スタッフルームで学生たちの提出した絵本を観て和んでいると、留学生のSくんが凧を作って一緒に飛ばそうと言ってくる。昨日から竹ヒゴとゴミ袋で一人黙々と制作していたものらしく、昨日作ったものがいまいちだったので、竹ヒゴを更に太くして再び作り直したものらしい。2、3人の学生と一緒に表に出て、Sくんが凧糸を持ち、私が凧を持って、さぁ、飛ばそうとした瞬間「バキ」と音がして、竹ヒゴが折れた。私の手を放すタイミングが悪かったらしい。ご、ごめんね。スタッフルームに戻り、凧を作り直すSくん。わたくしは学生の相談を聞いたりしているうちに6時を過ぎたので帰宅。後は自らの絵本仕事。この週末が山場。
2008/5/8(木)23:01
いつもなら木曜日に東京に戻るのだが、今月はほとんど金曜日まで京都。ゲストや客員教授の先生方の授業が週末に入ってくるためで、そのトップは明日の麿 赤兒さん。で、明日の午前中は教職員の健康診断。健康診断して、麿さん。この流れって学校ならでは、でおかしい。(健康診断後に血圧上がりそう)
2008/5/7(水)21:48
このGWの過ごし方。1日に東京に戻り、2日に絵本の打合せで講談社に行く。わたくしの制作したラフを見て、編集のOさんが青ざめていたような気がするが、著者の方は「好きに遊んで下さい」と言って下さった。3日はそのラフの続きを夕方まで。4日はモディリアニ展を観に国立新美術館に行く。そもそも佐伯洋江さんの参加している「アーチストファイル展」を観る目的で新美に行こうと思ったのだが、せっかくなのでついでにモディリアニ。期待値以上におもしろかった。女たらしだね、このオッサンは。こんな甘えたような可愛い女を描く人だったとは。美しい肌の色、洒落たファッション。なかでも最後の恋人となった、画学生ジャンヌを描いたデッサンがピカ一。愛しかけている女を描いた男の絵。
佐伯さんの方は、文句なく「ビョーキ」な絵で大変よかった。この人の大きな絵は新美術館の空間でまとめて観てこそ、生きる絵だな、と。印刷したものでは伝わらない。シャーペンの細かい描写の連続にため息。すばらしく美人で、おっとりした彼女のかかえる魔物は大物。
のち、銀座に出て食べたシンガポール飯は、注文の仕方を若干間違え、全く同じ構成要素の麺を味(色)違いで二皿頼んでしまう。おかげで満腹になったけど。5日は文春チラシネタを探しに青山へ出る。雑貨屋、ワタリウムなぞをのぞき絵本を買い、無印でおやつと傘を買う。久しぶりの表参道界隈の喫茶店の値段の高さにひるみ、結局神保町の喫茶店でお昼を食べて帰宅。6日は文春チラシ絵の制作と、朝日新聞「暮らしの風」のラフ。あっという間に終わってしまったGW。ラッシュのニュースも人ごとだった。
2008/5/1(木)00:38
世間ではゴールデンウィーク。しかし、しっかりと仕事を抱えこんでいるため、おそらくどこへも行けそうにない。
先週は同僚の先生のお父様が亡くなったので、大学帰りにお通夜に行き、そのまま東京に戻り、あとはずっと家にこもって仕事。月曜日(28日)に京都に移動、29日は祝日だったがオープンクラスで開講。高校生や保護者の方がぞろぞろと見学に来られた。そして昨日〜今日も普通に授業日。月曜日の二年生の授業は気力体力勝負だが、三年生は一度課題を出したあとは、仕上がるまで一月ほど「泳がせて」おけるので、比較的楽。そうは言っても、絵仕事の方では一冊本のラフをこの休み中に仕上げねばならないので、家に戻ってからはひたすら机に向かう。連休が明ければ、月末までにこの本の仕上げ(120pの全ての見開きに絵が入る)を制作せねば。そうは言っても、大学でもそろそろ入試説明会の全国ドサまわりがスタートしていて、わたくしも今月〜来月にかけてあちこち廻ることが決定し、ちょいと戦々恐々。
そんななか、先日の長野で知り合った造形作家のSさんにお願いした象牙と水牛の角のピアスが届く。左右で色も形も向きも全部あべこべの不思議な造形。
2008/4/21(月)23:28
今年度の授業が始まって早いものでもう2週間。去年の今頃は、自分の仕事との兼ね合いでむちゃくちゃしんどかったのだが、今年は比較的楽。通勤になれたというのもあるが、一番の理由は学生たちに慣れたことか。で、今日は大学で二年生の授業。思いのほか提出に時間がかかり、帰宅が21時をまわる。のち、仕事をしつつこれを書く。
先々週からの忘備録。
10日の夜東京に戻り、11日はギッチリ絵仕事。12日は知人の誘いで、古楽器の演奏を聴く会の集いのため、無理矢理1泊で信州の蓼科まで行く。その朝摘んだというフキノトウの天ぷらで軽く腹ごしらえしてから、木のホールでコンサートを聴く。チェンバロとバイオリンのプロの方の演奏。のち、食堂に移動してメンバーの方たちが作った手料理のあれこれをいただく。普段知り合うこともない異業種の方たちと会話。皆さんに共通しているのは「クラッシックが好き」で、小学生までが「好きな作曲家はラヴェルです」とか言う。新参者、しかもバロック時代の音楽のことなど、全く知らないので、その場で交わされる会話のほとんどが理解できず。しかし自己紹介で「絵を描いてます」と営業欲を見せて仕事本を取り出したところウケ、新聞社三人娘にサインまでしてしまう。いいのか、私で?
翌日は艶やかな美人に車で神保町まで送っていただく。交差点で落としてもらったあと、帰宅後はひたすら真夜中まで仕事。一瞬の夢のような旅だった。
14日に京都に移動。16日の水曜日に三年生に課題を出し、17日に東京に戻る。18日は新刊案内の担当者の引き継ぎのため、昼から文藝春秋に行く。今まで担当のTさんは開発室という部署に異動された。開発室とはどんな仕事をする部署なのか、というお話を新任のIさんと一緒にうかがう。いったん家に戻ってラフをひとつ片付けたあと、夜はS事務所のSさんが退職されたので、韓国料理の集いに大久保まで出る。新大久保と大久保を間違えて下車してしまい、おもいっきり遅刻する。編集の人、文字組の人、印刷の人なども参加。我々以外の客が全員韓国人というお店で、ひたすら肉を食す。土日はひたすら仕事。この週末はずっと雨で布団が干せなかった。週末、イラストレーションファイルが届く。
2008/4/9(水)21:39
今日から授業がスタート。込み合う学食でうどん。昼から初々しい一年生に挨拶したあと、専任全員で2年、3年と順番に授業カリキュラムの説明をしてゆく。スタッフルームでは非常勤の先生が次々に来られたので出席簿をお渡しし、自分の課題のプリントをコピーし、授業で課題を説明し、教室間で机を移動し、編入生にロッカーをあてがい、就職の相談に来た学生の話を聞き、アムステルダムのリートフェルトから来たスゥェーデン人の交換留学生のSくんに教室の案内をする。もう何が何やら。
2008/4/7(月)22:05
新入生のオリテで比叡山の叡山閣へ。朝の10時に集合だったため、6時16分の新幹線に乗るため5時半起床。こんな日のためにと、エキスプレスカードでたまったポイントでN700系のグリーン車に乗る。9時30分に大学に着くと、雨が降りそうなので、全員バスで登山することになったとのこと。新入生およそ100人と、バスを3台連ねて蹴上からのぼる。桜の花がそこかしこで満開。途中雨が降り出し、頂上に着くと、雨で下界は真っ白で何も見えず。いつもの記念撮影も大広間で撮影する。下山もバス。大学に到着した頃は大雨で、傘を持っていなかったのでずぶぬれになる。
2008/4/5(土)
金曜日の夜に東京に戻り、土曜日の午後は猿江恩賜公園に桜を見にゆく。もう散りかけの桜を目当てに、たくさんの人がお花見をしていた。夕方から護国寺に出て、講談社で新しい本の打合せ。帰りに新宿に寄り、買物と食事をささっと。新宿の中村屋に入ろうと地下道を直角に曲がったとたん、そこにいた見知らぬオッサンに「近づくんじゃねぇ、ババァ!」と叫ばれる。へ?自分のことだと思わなかった。私に言っていたのだね、ということにしばらくしてから気付いてから猛烈にハラが立つ。「うるせーんだよ、ジジィ!」と、とっさに言い返せばいいのかな、いやいやそれでは彼と同じ次元になってしまうではないか、と心のなかでぶつぶつ反芻。心の中に盛り塩。帰宅後、大学関係のことで調べもの。そのほか。
2008/4/4(金)01:32
新年度のオリテ期間中。イラストコース新3年生は3階のアトリエに、新2年生は4階に、新4年生はトナリの部屋へそれぞれ引越し完了。で、今日はグラフィックM先生のためのクムルスお疲れさま会を三条で。デジクリM先生のおすすめのトリのお店で御大も交えて、新鮮なトリ刺やトリすきをいただく。生レバーはまるで「あん肝」、スナズリの刺身もコッリコリ。九条ネギたっぷりのトリすきのあとは、卵とじにしたものをご飯にかけて。んでもってその卵は全て初産卵で小さくて殻が固め。あまりに美味しいので、ご飯をおかわりして卵ごはんにしてむさぼり食う。
専任9人は、いずれもほんとうにいい人たちで、それぞれの得意分野を持ち寄りながら、相談しながら、時にはふざけあう。このメンバーで大学のいまこの時代を共有できることは、ほんとうに幸せなことだとしみじみ思う。一人で家にこもって絵を描いていたら、私はきっと行き詰まっていた。通勤が多少しんどくても、こうしていろんな人に囲まれて刺激をもらい、うっとおしいくらいの学生たちの干渉にもさらされ、時間的にも制約が多い今の方が、逆に描く絵の世界の幅は拡がった。「おーたかちゃんはオトコ並みに根性あるね」とはイラストコースのT先生の褒め言葉。そしてふりかかる新たな企画、「おーたかさん、それ向いてる」とデジクリM先生にたたみこまれ、背中にのしかかる新しい仕事。うー。やってやろうじゃないのさ。東京での私生活も大切にしながら、絵の仕事も大学の仕事も走れるだけ、走ろう。たぶんこれから先も「あーもう辞めてやるっ!」と煮詰まることもあるとは思うが、今日のところは、この気持ちを忘れないために、こうしてメモしておこうっと。
2008/4/1(火)23:20
入学式。先日クムルスの会場だった京都国際会議場のイベントホールにて。まわりの桜は3分咲きくらい。式のあと、ビジュアルスタッフでお昼を食べ、13時からミーティング。終わったのは16時半。報告事項で今年度前半は客員教授も含め、ゲストが目白押しの濃厚なスケジュールが確定。ほぼ毎週だれかがやってくる予定。今日から助手の人も新たに一人加わる。去年の入学式後はあまりの忙しさと環境の激変で半泣きだったが、今年は(問題の総量はむしろ増えているのだが)心理的に随分ラク。慣れというの怖い一方で素敵。
イラストコースの壁画が完成。京都新聞に載りました。
2008/3/30(日)23:27
雨。東京は櫻がほぼ満開だそうだが、京都はまだ2分咲くらい。雨の中「クムルス」イベントのためCOCON烏丸まで出る。帰りにイノダ三条でハムトースト。来週は入学式。
2008/3/28(金)23:27
クムルス初日。国際会議場でのフォーラムを聴講。原研哉氏のお話がとても分り易く面白かった。
今回のクムルスのテーマは「空(ku)」で、そのことに絡めたお話。日本人は八百万(やおよろず)の神さまの居場所としての神社〜神様が来てくれる「かもしれない」空間を囲い「代」とし、そこに「屋」をつけて「屋代」をつくり、鳥居でその空間に導く〜をつくったが、そのなかには神様が「来てくれるかもしれない空間」があるだけで、まさに「エンプティネス=空」である。伊勢神宮は20年に一度、建物をはじめとする全ての神具を新しくして、常に「更新」し続けて千年以上経っているのだが(ゆえに日本の一番トラディショナルな建築物は築20年!)そのことは、建物自体に価値があるのではなく、そこに「宿るかもしれない」神様の存在を共有しうる、日本人独特の感受性(精神性)をよく表している、というようなお話。
「阿吽の呼吸」という「言わなくてもわかる」コミュ二ケーションのことや、「シンプル」という様式を西洋が発見するずっと前から京都には茶の湯をはじめとした「シンプル≒エンプティネス」な様式が生まれたこと、茶室の空間はそこにしつらえる花や掛け軸によって、満開の花の咲く庭になったり、波の打ち寄せる夏の海辺になったりするが、そのことは茶室が「エンプティネス」であるからこそ可能なのであり、そこから無印良品の商品開発へと話は続く。
無印のデザイン、例えば、ひとつのテーブルなら、20代の若者にとっても、60代の熟年夫婦にとっても、そのどちらもに「私(たち)が欲しかったのはこんなテーブルだ」と思わせるデザインを目指しているのだということ。無印のデザインについて、いろんな人にアンケートすると、ある人は「シンプルだ」といい、ある人は「何もデザインされていない」といい、ある人は「おしゃれ」だと言う。相手によって、いかようにも解釈が可能であること、それは無印のデザインが「シンプル」なのではなく「エンプティネス」だからこそである。例えばヘンケルの人間工学に基づいた包丁のデザインと、日本の板前が使う和包丁を比べたとき、前者のデザインは曲線を多用し「いかにも」な感じにデザインされているが、和包丁の方はほとんど直線のみで、人の手には馴染みにくそうだ。しかし日本の板前はこの和包丁で、とても繊細な料理を作りだすことができる。このこともシンプルとエンプティネスの違いを物語る。云々〜というような大変おもしろいお話を1時間ちょっと聴く。
ここからが私の思ったことだが、過剰なデザインのものは巷にあふれているが、多くはデザイナーの自己表現の押しつけだったり、空間恐怖症からの「埋め草的意匠」だったりする。いくら探しても気に入ったバスタオルやスリッパが見つからないわたくしにとって、何もデザインされていない無印のスリッパやユニクロのタオルが「あぁこれが私の欲しかったもの」だった。(あと無印では組み立て式の棚を仕事部屋の壁いっぱいに設置している)。原さんのお話を聴くと、神道の話まで出て来て、なんだか大げさに聞こえるかもしれないが、「デザイン」というのは、民族の歴史や宗教までをも含めてそこまで遡るほど、人の行為にとって「根源的ナニモノカ」なのではなかろうか、という気がする。だからこそ、優れたデザインというのは「過剰」や「過激」ではなく「共感」だったり「安らぎ」だったり「便利」だったりするのではなかろうか。
国旗のデザインを見ると、日本人の精神性がよく表れている。そういう意味であのデザインは秀逸だ。日本人は縦軸と横軸をクロス(キリスト教的に)させて物事をはっきりとフォーカスしない替わり、そのクロス部分に円を置き「あいまいなゾーン」で物事を処理する。「そのへんを、そんな感じでよろしくね」でコミュニケーションが成り立つ国。西洋の人も、もう少し日本を見習えばいいのにねぇ。などとそんなことを思いつつ、日本人的には、原さんのお話は大変分り易かったのだが、主にヨーロッパからのゲスト(200人)は、同時通訳でどこまで理解して下さったのだろうか。
ところで最近発売された無印の「焼きポテト」は美味しいですね。
2008/3/26(水)21:21
ずいぶん更新が滞ってしまいました。ごめんなさい(と、私は誰にあやまっているのか)。こないだ更新してから、東京展の搬出をしたり、Macを修理に出したり、本屋巡りをしたり、確定申告をしたり、卒業式があったりした。
忘備録。3/13は六本木アクシスでの展覧会の搬出のあと、久しぶりに青山ブックセンターで遊び、本を数冊買って大学まで送ってもらう。次の日は神保町の三省堂、源喜堂、一誠堂さん等をまわる。三省堂で5〜6冊買い、一誠堂さんでは高さにして30センチくらい、源喜堂さんでは60センチの本を買う。これだけ買っても、古書なのでそんなに高くない。その週末は確定申告の書類を制作。明けて17日、月曜に大学に行くと、警備室が私の宅配荷物でいっぱいだと、デジクリの先生が教えてくれる。「おぉそれは大変だ」と台車を押して引き取りにゆく。K先生も、東京展のついでにたくさん本を買ってこられたようで、わたくしと向かい合う二人の机の上に本の小山ができる。来年度から非常勤で来てくれる佐伯洋江さんが国立新美術館で展覧会をしているのを見て来たK先生に図録を見せてもらう。この4月から、彼女はイラストコースにどんな風を起こしてくれるんだろう。翌火曜はT御大+イラストの専任3人でお茶を飲みつつ今後の打ち合わせ。帰りに三条京阪の駅までT御大に車で送ってもらう。車中、この1年でわたくしなりに感じたことのあれこれを話す機会を得る。忙しさにかまけてこの1年、なかなか御大に報告に行けなかったが、思っていることを口に出せた有り難い機会だった。20日の祝日は卒業式。式のあと、夕方の食事会まで時間があったので、四条の地下のイノダで昼ご飯を食べる。濃い洋食。そのままぷらぷらと四条〜三条をふらつき、夕方吉田山荘に集合。卒業生20数名とお膳を並べて春の懐石料理を食す。もう仕事をし始めている学生も数名おり、彼らの顔つきは、学生時代のそれとは明らかに違っていた。わたくしが紹介した仕事場で働き始めた学生とも話す。しんどいんだろうな、と思いつつ、私自身の昔も思う。そうなのだよ、卒業してしまって、学生時代の有り難みが身にしみてわかる頃、もう、学生時代のように皆と同じ環境ではない心細さ。これからは一人で泳いでゆかねばならない厳しさ。でもね、社会に出て20数年、オバサンは思う。社会に出ていろんな人に出会うことは、ほんとうに素敵なことだよ。大人になる方が、絶対楽しいんだから、と。二次会は木屋町の居酒屋。0時頃にお開きになったとき、別れ際にK先生が抱きしめた学生達が次々に泣き出して、おもわずこちらももらい泣き。しゃがみ込んだ学生の頭を撫でつつ、これからも繋がっているのだからね、いつでも遊びにおいでね、と言う。ほんとに、みんな、がんばってね。応援してるからね。
週末は一瞬東京に戻り、絵仕事。月曜は再び京都。桜が開花。夜、ドバイ一時帰国のYさんと荒神口の「安兵衛」で季節料理。デーツのお土産をもらう。25日は朝からスタッフミーティングでT御大再び。途中、情報館のIさんが、来年度の的川先生のアセンブリの告知ポスターを持ってきてくれた。こちらも楽しみ。そして28日からは今度はクムルスがある。そしてそれが終われば入学式。行事目白押しの4月。春休みはどこ?
2008/3/9(日)15:58
お知らせ。3/13まで六本木のアクシスで、ウチの学部の展覧会やってます。
先週末は東京入試のため、お台場のビルに缶詰だった。一般入試B日程(という、つまり二次試験のこと)のデッサンのモチーフ担当(ここ最近「とある用事で」あちこち彷徨っていたのは、そういうわけだったのですね)だったこともあり、入試課の人と交代で午前9時過ぎから午後6時ちかくまで、会場設営したり、モチーフ配ったり監督したり、片付けたりしていた。休日のお台場(テレコムセンター付近)なんて、ほとんど人気がなく、食べ物屋も休業。3日間コンビニのお弁当で凌ぐ。あんまりわびしく、疲れたので、帰りがけに向かいにある「大江戸温泉」にでも入ってみたかったのだが、やはり女一人で行くところではなかろう、と理性でやめた。ゆりかもめは楽しかったけどね。ウチの家からお台場までは、明治通りを新木場までタクシーを飛ばせば、りんかい線、ゆりかもめと乗り継いで40分弱で着く。初日はその逆ルートで帰宅したのだが、あまりに新木場付近がわびしかったので、二日目は他の人たち(といっても総勢3名だが)と一緒に新橋までゆりかもめに乗った。きらめくイルミネーションの近未来的人工島のなかをするすると進むゆりかもめの車中で、今後の入試のあり方について、プロダクトデザイン科のY先生が熱く語っていたので、便乗して一緒に入試課のTくんをいじめる。火曜日は京都に移動して入試の採点に参加。水〜木は家で絵の仕事、金曜日は判定教授会&入試のあとの伝票整理など。最近の本のお仕事。
2008/2/24(日)12:46
今年になってから、東京の家のMacの電源が突然落ちるようになった。うちには他にもう一台あるし、ノート方も持ち歩いているので、喫緊に困ることはないのだが、それでもパタパタと作業をしている途中で突然画面が暗転すると、目にも心臓にも悪いし、再び起動するのにも時間がかかって不便なので、修理に出そうかと、とりあえずネットで調べてみたところ、みごとにコレに当て嵌まっていた。なるほどね。原因がわかったので、一安心して修理に出す準備もせず、そのまま目の前の仕事に埋もれる週末(いいのか)。
去年の夏から関わっていた小学館の「かず・かたちの図鑑」が発売、担当の編集の方から1冊届く。主に「かず」のところで、パノラマ絵(「ウォーリーを探せ」みたいな絵。あんなに複雑じゃないけど)を何点か描いてます。よろしければ、本屋で見てやってくださいまし。
2008/2/22(金)19:01
春休みだというのに、ほぼ毎日出勤中。何をしているのかよく覚えていないのだが、出勤してスタッフルームの机でmacを起動させたあと、起案書の作成や電卓で経費の計算したり、学生の相手をしているうちに日々は暮れてゆく。
で、一つお知らせ。19日の火曜から、京都の南の中書島付近にある、とあるリサイクル工場の壁を、我がイラストコースの学生がペインティング中です。全長60メートル、高さ3メートルの壁に有志の学生がエコな絵を制作中。日中は京阪電車の窓(淀屋橋から出町柳に向かって左側)に、淀を過ぎ、中書島に着く3分ほど前に10秒くらい見えます。京阪電車をお使いのみなさま、機会があれば注目してみてくださいまし。
2008/2/15(金)22:56
キリ番も過ぎ、週末しか更新していないので、最近カウンターの回りが遅く、なんとなく寂しいわたくし。ま、マメに更新しない自分が悪いのだが。
いつものように防備録。先々週の12日は朝から会議があったので、朝6時に家を出る。京都は残雪。お昼に学食で同僚の先生たちと食事。休みに入ったのに、学生も先生もたくさん来ている。いろいろと雑務。夕方河原町に出て大学の用事。翌日は大阪まで出る。ついでに阪神百貨店に立ち寄り「ロイズ」のポテチチョコを自分用チョコに買う。京都に移動、大学のある岩倉付近は雪で積雪が10センチ近く。ふわふわと降りてくる雪にまみれながらスクールバスを待つ。大学のスタッフルームに着くとベランダに大きな雪玉があり。同僚の先生が制作したとのこと。いろいろと雑務ののち、帰り際にベランダに出て、私も小さなネコ雪だるまを制作。雪は大人も子どもにしますねぇ。夜には雪もやみ、さえざえとした夜空に半月が美しかった。
翌水曜日は昼まで実家で仕事ののち、東京に戻る。東京駅から乗ったタクシーの運転手さんが50歳くらいの女性で、いろいろと話をしてくるので相づちをうつ。男並み以上に働いてしまうご自分のサガを嘆きつつ「専業で主婦できる人がうらやましいー、私なんかぜーんぶ自分でなんとかしちゃうから」などとおっしゃるので「でも、そんなふうにしか生きられないんでしょ?」と言ってみたら、親指を立てて「ぴんぽ〜ん」と笑ってらした。ご同類。
夕方から出かけ、夜は小川町のKで食事。テーブル席が満席でカウンターでモソモソご飯を食べていると、店のひとが青くて辛い唐辛子を小口に切って醤油とごま油に漬けたものを出してくれた。お粥メニューに添えるモノらしく、とても美味しいので作り方も聞く。
翌金曜日は一日仕事。土曜日はカッパ橋のあと銀座に出て美味しいパンを買って帰る。
2008/2/9(土)17:31
昨日の夜、大阪のNさんから画像添付で「130001でした」メールが。わたしが踏まなければ、Nさんは立派にキリ番だったので、うどんはNさんにお送りすることに(ぱちぱち)前回のキリ番で120001を踏み、今回リベンジで「130009でした」とメールをくれた学生のNCちゃん、残念でした。これからもたぶん、ずーっとキリ番プレゼントは続けますので、卒業してからもず〜っと狙って下さいね。Nさんには日の出製麺のうどんセットをお送りします。お楽しみに〜。
2008/2/8(金)21:58
キリ番、自爆(あぁぁ)
仕事の合間に「いま、何番かしら」と自サイトを覗きに行って、見事に自爆。なんてこと!画面を見ながらしばし固まっちまいました。うぅぅ。なんか、自分で自分ちのキリ番踏むのって情けない。こうなったら、キリ番にニアミスした方にうどんゲットの権利を差し上げますので、ご一報を。
2008/2/7(木)12:12
ここしばらく卒展、一般入試などで京都でした。
卒展は市立美術館での飾り付けを少しお手伝いしたあと、一足先においとまして、とある目的のために京都駅付近をうろつく。この「とある目的」というのはそのうちあきらかにしますけど、わかる人にはわかるかな)。で、金曜日の一般入試では陶芸科の試験監督をすることになる。ふだん、他の科がどの校舎で何をやってるかほとんど知らないので、教室にある机や黒板(ビジュアルデザイン科はホワイトボードしかない)や水道位置等にいちいち興味がわく。何気に床に置いた鞄が真っ白になったので、あぁそうか、乾いた土がうっすらと堆積しているのだな、と気付いたり。お昼は陽のあたるのどかな会議室で同僚の先生たちとお弁当。ウチの科は昨年比で1〜2割ほど受験生が増えているそうで、2日間で約900人のデッサンやら色彩構成やらイメージ表現を見る。このご時世、受験者数が増えていることはまことにありがたい。
月曜日は「とある目的」のために大阪、神戸方面まで出向く。大阪は3年、神戸に至ってはほぼ10年ぶりで、大阪って(つうか阪神間って)こんなにも「タカラヅカ」っぽかったっけ?と軽いカルチャーショックを受ける。駅の建物、店の調度品等、どれもこれも装飾過剰な「マダム」のイメージ。そうだったよなぁ、こういうバタくさい「ツケマツゲっぽい」文化、風月堂のゴーフル、ユーハイムのイメージだったなぁ、と子ども時代を思い出す(私は尼崎育ち)
最後に立ち寄った阪神デパート地下の立ち食いエリア「スナックパーク」(というらしい。帰宅してから検索)でも再びカルチャーショック。イカ焼き、ヤキソバ、お好み焼き、うどん、ラーメン、カレー、オムライス、寿司、マクドナルドまで、あらゆる飲食店が並び、好きなモノを注文して、好きな場所で立ち食う人々の群れ。戦後の闇市みたい(見た事ないけど)。1皿250円のヤキソバを食べる私の右トナリでは、オバサンがラーメンを食べ、右ナナメ前のカウンターではサラリーマンがマクドのポテトを、うしろの大きめのテーブルでは若くてキレイなOL風のネエさんがでっかいオムライスを立ち食っていた。いかにも大阪らしいのは、そのコーナーの隣にお洒落なパン屋「Paul」があったり、お魚売り場のオジさんが「ホーミー声」を出してるすぐ横に、バレンタインのチョコレートコーナーが設置されていたりと「カッコ」よりも「実」、「建前」よりも「本音」を重視する、大阪らしいなぁ、と。水曜日から大学の方はお休みをもらって、東京に戻る。連休明けの納品が3つ重なっているのでがんばらなくては。
2008/1/28(月)00:43
金曜から土曜にかけて、とある目的のため、秋葉原、カッパ橋、馬喰町などを彷徨う。金曜日には日の出製麺から「緑あひる」と「白椿」の食べ比べセットが届く。何のことかと言えば、小麦粉の種類の名前で「緑あひる」はコシの強い麺、「白椿」はもっちりとした麺の味が楽しめる。日の出製麺のサイトで特別企画として販売されていたのをメールマガジン(そう、わたくしはうどん屋のメルマガを購読している)で知り、即注文。あとで知ったのだが、即日完売だったとか。届いたそれを、さっそく「緑あひる」の方から釜玉でずるずると食す。う、うまひ。
そんなわけで、次回のカウンタのキリ番が近づいてまいりました。今回も、讃岐うどんで行きたいと思います。ワンパターンですみません。踏まれた方は、画像添付でメール下さいまし。
2008/1/24(木)12:49
ずいぶん間があいてしまいすみません。その間に後期授業が終わり、展覧会にもちょこちょこ行き(以下に詳細アリ)センター入試のリスニング監督(!)などもやり、進級制作展の飾り付け、シラバスの記入等の大学業務を粛々とこなしておりました。
センター入試の監督、とりわけ自分の担当がリスニングと知ってからというもの、分厚いマニュアルを渡されたものの、ちっとも読む気になれず、読んでみても、ほとんど頭に入らず、「嘔吐」と「鼻血」は再試験対象者扱いで、タダの「体調不良」はそうじゃないとか、じゃ前の席の人の「放屁」とか隣の席の「貧乏ゆすり」が気になって集中できなかった生徒にはどう対応したらいいのか等、悩ましいことがたくさん書いてあって・・・あぁこれでは絶対何か問題が起こるとすればその原因は絶対ワタシだ。マスコミに京都精華大学で試験監督の不手際で云々と書かれてしまうんだ。どうしよう(悶々)というような日々でございました。実際の監督はひとつのクラス(50人ほど)を4人で担当するので、私一人がどうこうしても、ちゃんとフォローが入るシステムになってるんですが、ナーバスになっている受験生達にはいろいろとこちらも気をつかわなくてはならず、大学側もピリピリムード。日本画のスケッチ用に飼われている孔雀小屋も防音シートですっぽり覆われてた(中の孔雀たちはどうしていたんだろう)し。ま、結果ウチの大学では何も問題がなかったのだけど、帰宅してニュースを観て、あちこちの大学で事故が起こっているのを見聞きし、大学側の苦労がわかるだけに、ほんとうに気の毒。携帯電話をならしてしまった学生もホントに気の毒。こんなに労力を使うテスト、果たしてそれだけの意味があるのか、ちょいと疑問。
で、後期の授業も終了し、三年生の絵本の授業も終わり、一段落したところへ学生の一人からメールがきて嬉しいニュース。HBギャラリーのファイルコンペで、受賞は逃したものの3次審査までいったとか。さっそくギャラリーのサイトを観にゆくと、審査結果に彼女のほかにもクラスの学生たち2〜3人の名前が載っている。自分のことのように嬉しい。
2008/1/14(月)23:40
ブルーノ・ムナーリ展。やや風邪気味だったのだけど、どうしても観ておきたかったので板橋美術館に出かける。最終日だったので人出多し。売店でごっそり絵本を買ってしまう。
2008/1/13(日)18:00
昨日は雨のなか、両国の江戸東京博物館に「北斎展」を観にゆく。オランダ国立民族博物館やフランス国立図書館に所蔵されている、日本の風俗を描いたこぶりな肉筆画群や、エッチング風に書いた木版画などがおもしろかった。芸艸堂(うんそうどう)から近々発売になる北斎漫画の手摺木版本(限定150部)が欲しい。
2008/1/11(金)14:00
防備録。6日の日曜日は大学の新年会で京都ブライトンホテル。前日が朝5時まで起きていたため、二次会以降はパスして帰宅したものの、翌日も納期を抱えていたため、結局朝4時まで。月曜日が昼からだったたので、6時間ほど眠ってから大学。二年生最後の合評。火曜日は朝からスタッフミーティング&シラバス作成。先日神保町で仕入れた本がどっさと届いたので警備棟から台車でスタッフルームまで運ぶ。その中の一冊、中世マニュスクリプトの本をテンペラの先生が気に入り、同じものを欲しいと言ったので、書店に問い合わせたところ、洋書で同じものは滅多に入荷しないとのことで、アマゾンで探すと値段が4倍もした。
その夜はさすがに撃沈、翌日昼前まで寝てしまう。木曜日の夜に東京に戻ると郵便受けに今年最後の年賀状がたまっていた。
2008/1/5(土)20:42
あけましておめでとうございます。とはいえ、もう5日。防備録として書き留めておくと去年の大晦日は京都の家の掃除、片付け、元旦は実家で白みそのお雑煮とおせちをいただいたあと、絵の仕事。2日の夜9時の新幹線で東京に戻り、3日は箱根駅伝を見てから以後は年賀状の制作。夕方、世界堂にケント紙その他の買い出し。4日は昼過ぎに新規のお仕事の打合せが青山で。その帰りに東京駅横の中央郵便局で年賀切手を購入し、京橋まで歩いてM画廊に寄り、モーリッツのビョーキのエッチングに魅せられる。のち銀座でイトーヤと松屋の地下で遊んだあと、神保町のボンディで初カレー。そのあと近くのK(仮称)というバーで紅茶。とてもお洒落な年配白髪のご主人が作る卵サンドに魅せられて、つい注文。帰り道に家の近所の神社で初詣。
年明け。はてさて、今年はどんな年になるのでしょうか。
2007/12/30(日)19:39
あちこちを煤払いして、いまから京都。取り急ぎ、今年の更新はここまでです。来年が皆様にとってすてきな一年でありますように。
2007/12/29(土)12:45
昨日は朝ごパンののち、机まわりの大掃除。ここ数ヶ月以前に関わった仕事関係の書類をダンボールに詰めて京都に送る準備をしたのち、夕方から神保町へ出て本の買い出し。G堂であらかじめ知人が物色しておいてくれた本を出してもらって店の奥で見る(ビジュアル本なので読むというよりも見る)。シリーズモノを含め、全部で26冊を宅配便で大学に送ってもらうようにお願いする。ほかにも面白そうな本がたくさんあったのだが、閉店間際だったため断念。ルオーの版画のレゾネも入手。家に戻ると雨で、ベランダ猫のみそと遊ぶ。
今年もあと三日。
2007/12/28(金)13:21
昨日の誕生日はミーティング&大掃除のために大学に日帰りだった。朝の5半に起床。7時の新幹線に乗り、10時20分に大学到着。専任9人と元締めT先生の計10名で作戦会議をしたのち「れあた」で昼食。Aランチはサバの竜田揚げ定食。のち、大掃除。9人でやるとこの数ヶ月の間に散らかし放題だったスタッフルームがみるみるうちに片付いてゆく。ビジュアルデザインの先生たちは、元はみなデザイナーやクリエイターなので、それなりの美意識はあるはずなのだけど、日頃の激務と、学生達の「だしっぱなし」「借りっぱなし」攻撃に遭い、部屋は日々カオス状態。それぞれが机の上を片付け、出しっ放しのカナヅチや定規やガムテープやボードマーカーを所定の位置に戻し、書架の中であっち向いたりこっち向いたりしている本を立て直し、あっちこっちで通行の邪魔になっているモニターや台車や脚立やダンボールの箱を片付ける。電話線が繋がっていないのに、ずっとミーティングテーブルの上に鎮座していた電話機もほかす。一段落したあと、パソコンを立ち上げ、広報からせっつかれていた教員プロフィールとコメントをひねり出して事務局にメールで送る。教務からせっつかれている来年度のシラバスも書かねばならないのに、まだ全然書けていない。〆切はとっくの昔に過ぎている。(これに関しては内田樹さんのブログに私の気持ちが代弁されているのでリンク。紹介してくれたSさん、ありがとう。)でもお誕生日なので、さっさと書くのを諦めて夕方の新幹線で東京に戻る。あたらしくなった大丸の地下で美味しそうな食材をあれこれ購入。知り合いがおすそわけしてくれた、今朝制作されたばかりの打ち立ての蕎麦と、デパ地下で安売りしていた天ぷらで夕食。美味しいものを自分の力で入手、摂取できる幸せをかみしめつつ、誕生日の夜は更けてゆくのだった。
2007/12/25(火)11:58
年末の行事があれこれ。その合間に今年中納めの仕事がぎちぎち。新しい仕事をさらっとご紹介。ページ一番上のバナー、栗林佐知さんの「ひばり女房」です。このお話、とてもおもしろいので、ぜひ。
20日で私の関わる年内の授業は終了し、夕方から大学近くの「れあた」で2年生がクリスマスパーティをしたので、少しだけ顔を出す。300円以内のプレゼント交換で「爆汗湯」という入浴剤をもらう。同じ日に、三年生の二人は旅行でアムステルダムに旅立ち、その昔、アムスでお世話になり、いまはドバイに出張中のYさんからは、お知り合いの金箔職人さんが、昨日の昼にウチの大学で講義をする由のメールをもらう。友だちのMさんは来週、ドバイにYさんを訪ねる予定だとか。22日はY先生と早めの「年越し蕎麦会」。Y先生のご自宅近くの駅で待ち合わせ、先日ウチの学校で授業をしてくれたM先生の家のすぐ近くの蕎麦屋で蕎麦を食す。つまりY先生とM先生の家はご近所。薬味のあれこれついた美味しい蕎麦のあとは、オシャレだけどハリボテのような印象のモールに移動してお茶。のち、走っても走っても似たような風景が続くデジャブのような住宅街を先生の車で移動。「デジャブみたいな町ですねぇ」と言うと「同じところばっかり走っているからですよ」とのこと。なるほど。夕食は海鮮鍋。来年度にお願いしている授業について、先生のアイデアをいろいろとうかがう。また、大学人としての処世術についてもいろいろと助言をいただく。なるほど、今後必要なのは○○ですね。
23日から24日はおでかけ。久しぶりにパソコンから離れてゆっくりしたものの、疲れからか、帰宅後の今朝は全く起きられず。昼前にごそごそ動きだして仕事。気付けばもうクリスマス終了ではないですか。ケーキもプレゼントもない今年のクリスマスは全くクリスマスらしくないクリスマスで、それでも昨日の帰り道の品川のe-cuteのカフェではケーキを買う人を眺めつつ、無宗教&商業的な日本的クリスマスムードに少しだけほっこりする。
きょうの夕方から子どもの本のための絵を描く。大学にパーマネントで雇われて忙しくて時間がなくて、泣きそうな日々が続いた今年。思うように時間がとれず、絵の仕事も大学の仕事も私生活も、全部中途半端なような気がして苛立つ日々だった今年。白い紙にペンで線を引くと、次々と紙から風景が立ち上がってきて幸せな気持ちになれる。絵を描くことの幸せ。そのことをささやかだけれど確実に思い出せたのが、今年の神さまからのプレゼントかもしれない。
2007/12/15(土)23:27
年末進行に追われ、日記の更新が滞ってます。防備録として書いておくと、ここ2週間は授業でずっとシルクスクリーン。先週末の土曜日はイラストレーションファイルの準備のため、SDCの忘年会に出られず。翌日曜日はシルヴィ・ギエムの公演(よかった)。先週の水曜日はビジュアルでの忘年会でカニ鍋。二次会の祇園の店ではデジクリの非常勤のYさんとグラフィックの非常勤のSさんと話ができて楽しかった。木曜日は朝から教授会ののち、学生たちのシルク刷りを手伝い、遅めの新幹線で東京に戻る。途中、新横浜の駅から、赤い服の人たちがたくさん乗り込んできた(あとで浦和レッズとACミランの試合があったことを知る)。金曜日は仕事&雑用を片付けたのち、神保町で野菜メインの美味しいイタリアンを食す。明日は編入生の面接のため、一日早く京都に戻る予定。冬休みまであと少し。香川でのマルレーネ・デユマス展の感想を書くつもりが、あっという間に2週間経ってしまって記憶がおぼろになっているので、今回はパス(いつか書く気になれたら書きます。)そんななか、初めて非常勤になったときの教え子から、彼女が関わった絵本が送られてきた。猫の絵本。添えられた手紙のしっかりとした文章に、社会人になってちゃんと世間を泳いで行っている姿が垣間見えた。うれしいなぁ。
2007/11/30(金)18:29
28日から29日にかけて、香川の金比羅山へ「金毘羅宮・書院の美」を観に行ってきた。学生20数名プラス先生3名での一泊旅行。円山応挙の虎、伊藤若冲の花と蝶、岸岱の白鷺を観る。今年の夏、同展覧会は東京芸大美術館でわざわざ書院を再現した中で開催、大変な盛況だったらしいが、そこはやはり現場、本物の金比羅宮の中で、そして取り囲む讃岐の山々の景色の中で観ることにこそ意味がある。障壁画の中に描かれている水の流れはそのまま庭の池につながり、絵の世界の空気はそのまま宮全体をつつむ空気と同期する。まるで同じ季節、同じ気温のなかで眺めているように。
ゼイゼイいいながら昇った石段でガクガクになっている足や、境内の黄葉した銀杏の色を憶えている目や、参道のうどん屋から漂うダシの香りに反応した鼻や胃袋など、身体全部で金比羅を体感すること。「書を捨てよ、街に出よ」じゃないけれど、身体ごと「現場」に行き、体験することのおもしろさ。そのことを学生たちに気付いてもらえれば。
夜は近所の居酒屋で晩ご飯を食べ、そのままの流れで宿に戻り、T先生の部屋に集合、持ち込みの宴会が夜中3時過ぎまで続く。途中、疲れた者は脇に並んだ布団で仮眠を取り、復活した者はまた宴席に戻る、というエンドレスな流れ。わたくしも途中寝ているところを学生に間違って踏まれたり、蹴躓かれたり、馬乗りされて背中をマッサージされたりした。復活したあとは将来の不安を語る女学生たちに懇々と話をするT教授の話を傍から援護射撃。自らの学生学生時代を振り返ってみても、普段の授業よりはこういう寝食を共にしながらの旅で先生たちから教えてもらったことの方が多かったので、眠かったけれどがんばる。
今回、学生というのは絵やデザインの話を聴くよりも、私たち教員がどんな人生を歩いてきたのかということの方に興味を持つものなのだということをしみじみと感じた。旅のあいだ中、いろいろな学生に、そこかしこでプライベートなことを少しずつ訊かれた。私たちがいくら口で偉そうなことを言っても「結局、先生はいかほどの人なのか」を私たちは常に観察されているのかもしれない(お、おそろしい。)
翌日は朝から全員で「灸まん」で讃岐うどんの朝ご飯。初心者向けのセルフではまずまず、といったところか。のち、丸亀の猪熊玄一郎美術館に移動し「マルレーネ・デュマス」の展覧会を見学(この感想はまた後日)。のち私は昼過ぎの羽田行きの飛行機に乗らねばならなかったので、ひとり途中離脱し空港へ。もっとみんなと話がしたかった。また月曜日に。(メールを頂いたみなさま、返信が遅れてしまいすみません。いましばらくお待ちください。)
2007/11/25(日)21:38
11月だというのに、ぐっと冷え込んだ先週。水曜日にビジュアルコースでウチの大学の教授でもある、書家の石川九楊氏の特別講義があった。文春新書「書くということ」で語っておられるのと同じような内容で「言葉とは何か」を主題に語って下さった。書き言葉「文」は筆記具を用いて「書く・描く・画く・欠く・掻く」ことで生まれ、話し言葉「言」は「話す・放す・離す」ことによって生まれる(もしかしたら言葉を取り入れるという意味で「聴く・訊く・聞く・効く・利く」も同様なのかも)人の意識は言葉になる寸前まで、あやふやなままで、「肯定」と「否定」が50.01パーセントと49.99パーセントほどの僅かな差でせめぎあっていて、その僅差から肯定、もしくは否定の言葉を選択する。というような濃いお話を1時間半ほどうかがう。大変おもしろかったが、果たして学生たちは理解できたのだろうか。普段、教室にはホワイトボードしかないのだが、九楊先生は「筆触が残らない」という理由でホワイトボードを使わないので、T先生がどこかから黒板を調達してきていた。学生達に配るプリントも、縦書きの手書き文字。徹底している。
仕事が一山越えたのでこの週末は少しゆっくり過ごす。金曜日は知人のツテで入手したドレスデン国立歌劇場日本公演のチケットでオペラ「薔薇の騎士」を観にNHKホールまで。午前中、久々のオフにベランダ猫の「みそ」とじゃれ合って和んでいたら、見事に遅刻。一幕目は立ったまま観るハメになったものの、その後の二、三幕目はちゃんと座ってきちんと見学。今まで、贅沢にもウィーンのオペラ座には二度行ったことがあったが、いずれも何を観たのか、ほとんど憶えていなかったのだが、今回は日本語字幕つき(笑えた)なので、よく理解でき、おもしろかった。夜は日比谷の高架下の居酒屋。翌日は日中仕事をひとつ片付け、夕方から医療関係のシンポジウムで上京中のMさんと知人と銀座で集い、晩ご飯。そして日曜日は仕事で、夕方は砂町銀座に買い出しをして、夜は鍋。久々にゆっくり過ごせた休日だった。
2007/11/17(土)13:29
長いあいだ更新できなかった。公募制推薦入試があったためで、準備、試験監督、採点など、一連の入試業務をフルで初体験。なかでも準備が一番大変で、あれやこれやを大量に測ったり、切ったり、剥がしたり、磨いたり、分けたり、数えたり、詰めたりした。なかでも締め切った部屋にバルサン炊いて1週間ほど放置したとあるものをより分け、ゴミを取り除き、仕分ける作業が一番大変だったようで、これは同僚の男の先生が担当。(なんのことでしょうね。さぁ。)
ま、大した問題もなく無事3日間を終え、休みなしで再び月曜日から授業。その間、真夜中まで抱え込んだ仕事を片づけ続け、ここ数日は睡眠時間が5時間でした。そんななか、「かぐや」からは感動的な月面のハイビジョン映像が送られてきたり、「地球の出」や「地球の入り」の映像も公開され、NHKでは特集番組にもなっていたよう。月面の様子なんか、なんだかCGみたい。月面の向こうに見える地球に私たちはいて、その私たちが月面から私たちのいる地球を見ている、という巨大な鏡に映っているような私たち。すごい時代になったものです。というわけで、昨日は学校で生徒たちと一緒にJAXAのサイトで上記の映像を見て感動を分かち合っておりました。
で、それと少しリンクしたお仕事の紹介。三菱のサイトです(特集「ひので」から入ってください)。「はじめまして数学」で私の絵を見て下さっていたディレクターさんからの依頼で、この方の会社が、実はJAXAのサイトも作っておられて、去年内之浦に見学に行ったのも、まさに「ひので」の打ち上げだったという偶然。太陽の表面の炎が吹き上がる映像は感動モノです。画面のあちこちでちょこまかとわたくしの絵が動きます。ちょっと笑えます。
2007/10/26(金)00:07
今週は火曜日に的川先生の授業があった。
「宇宙ステーションで読む絵本」という課題を思いついたきっかけは、昨年「ひので」の打ち上げに内之浦に行ったことや、「セレーネキャンペーン」で関わらせていただいたことと、たまたま来年の二月から国際宇宙ステーションの日本の実験棟の組み立てが始まるというニュースを知って、もし、来年明けに絵本が出来たとき、シャトル打ち上げのニュースを観ながら、学生たちが自分たちのつくったものの意味を、現実社会の出来事のなかで感じて欲しかったという意図があった。ま、言い方を換えれば一種の「こじつけ」ですね。そこで「宇宙」という唐突なモティーフには、宇宙の専門家の方に来ていただいて、具体的な現場のお話を聴くのが学生達がイメージを拡げるためにはよかろうと、畏れ多くも内之浦で一度だけお会いしたことのある的川先生にダメ元でお願いしてみたところ、ほとんど二つ返事で快諾して下さり、この度の授業が実現したという次第。こんな機会は滅多にないので、担当クラス以外の生徒達にも声をかけてみたところ、グラフィックやデジクリの学生、4回生も多数参加してくれた。的川先生の宇宙の話の始まりは、意外なところからスタートし、静かに深いお話が2時間弱続いた。宇宙を材料にしてはいるが、結局それは人の営みについて語るということで、最後には「命の大切さ」というところに行き着く。私は先生のお話をうかがいながら、人類が宇宙に出たとき、一番思うのは「地球」のことではなかろうか、と思った。先生が見せて下さった地球の写真、月面から観た有名な「地球の出」の写真、先日「かぐや」が送ってきた地球のハイビジョン画像、そしてボイジャーが海王星付近から撮影した地球。どれもが宇宙の「闇」の中に、唐突に浮かぶ「青色」をしていて、わたしたちのまわりにある全てのカラフルな事象の全ては、全部この「青い星」の中に閉じ込められている。そう思えば、日々の営みの全てが(うんざりすることや、嫌いな人のことも含め)愛おしく思えてくる。運命共同体。あなたもわたしもここで生まれて、ここへ還る。そんなことを思いながら、そんな地球を外側から観たとき、人はどんな絵本を読みたくなるんだろう・・・。「もしも私なら」と、考える。的川先生の授業を受けたあと、ある絵本のイメージが湧いた。それを実現する時間的余裕がないのがかなしい。(しくしく)
授業のあと、先斗町で学科のT先生、デッサンのK先生も交えて晩ご飯。偶然にもK先生の親類の日系3世の方が宇宙飛行士で、その日の真夜中国際宇宙ステーション建設のためにスペースシャトルで出発するとのこと(ものすごい偶然だ)。先生方たちが皆、同年代だったこともあり、戦争中の話でも盛り上がる。「科学と芸術はもっと連携してゆかなければ」「宇宙飛行士は今のところ、理系の人からしか選ばれない。だから宇宙の(地球の)美しさを表現するには、詩人やミュージシャンやクリエイターなど芸術家の力が必要」等、とても興味深いお話を聴く。的川先生の連載されているYMコラムはこちら。
2007/10/20(土)10:48
そうそう、昨日書き忘れたけど、Y先生ご紹介の美味しいイタリアンのお店はこちら。下ごしらえなど、とても丁寧な仕事をしている感じで、身体にすっと入ってくるように優しいお味。なのにリーズナブル、しかも夏にはカブトムシまで売っていたらしい。ちょっと不思議なお店です。お近くの方はぜひ。
2007/10/19(金)11:18
来週の火曜日、わたくしの受け持っているビジュアル3回生の絵本のための特別授業があり、その事前打合せというか、作戦会議というか、情報交換会というか、ただのお食事会というか(ほとんどそれがメインだな)とにかく、昨日の夕方にY先生と横浜で会う。昨日は定例の教授会のため、早起きしたので睡眠時間が4時間弱、左肩に肩こり、後頭部に頭痛をかかえまま昼過ぎの新幹線で横浜に到着したので、当初はぼーっとしていたのだが、Y先生と美味しいイタリアンを食べながらおしゃべりしているうちにどんどん復活。コメダに移動後も授業のこと以外でわたくしの今後の「仕事」について、あれこれと有り難い助言をいただく。ところで、特別授業はY先生ではなく、Y先生の先生にお願いしてある。学生たちも楽しみにしてくれているよう。楽しみ。(授業のポスターはこちら)
2007/10/14(日)12:38
11日の夜に一旦東京に戻り、翌金曜には朝日新聞の「暮らしの風」のイラストを仕上げてバイク便で出し、翌13日の土曜(つまり昨日)は編入生の試験のため、大学へ日帰り。朝8時に出て、夜8時には帰宅。行きも帰りも新幹線の中で普通に眠れるようになった。通勤電車並みに記憶がない。いいのか。
最近のお仕事。
2007/10/12(金)15:30
今週は授業の合間に「環境委員会」の内部監査があった。そう、わたくしは環境委員でウチの大学は「ISO14001」取得校なので、いっぱいせねばならんことがある。「電気を消しましょうね」とか「ゴミの分別はこうしてね」とか「第二塩化鉄やペッタンコ液などの劇物の扱いには注意してね」とか、そういうことを学科の皆さんにお知らせしたり、委員会に提出する書類を制作したりせねばならない。内部監査ってどんなことをチェックされるのか、ドキドキしていたのだが、担当の方がとても優しそうなオジさんで、ホっとする。特に問題もなく(いや、実はちょっとあったのだが、そんなことここでは書けないので)予定通り90分で終了。問題あった箇所について、オジサンの説明では「ISO」はヨーロッパで始まった制度なので、あちらは基本「性悪説」に基づいている、つまり人間は間違いを犯すものだから、「やっちゃったこと」については、「んじゃ、次回はどうやったら防げるかを考えましょ」という方針で行くそうな。なるほど。でも「んじゃ、次回はこうするわね」ということを学科会議にかけて話し合ってもらって、それを書類にして委員会に提出して確認のハンコをもらった上で、実践してその様子を更に書類にせねばばならないのだが(けっこう大変じゃん)。監査後、出町柳の美味しいパン屋「柳月堂」のパンプキンマフィンをバナジウム天然水で流し込みつつ、自席でほっこりする。やれやれ。
2007/10/7(日)16:06
昨日は東京江戸博物館で開催中の「文豪・夏目漱石ーそのこころとまなざし」へ。東北大学が所蔵する「漱石文庫」の本やら自筆原稿やらノートやらを3時間近くかけて見学。子規の漱石への最後の手紙の原文など、漱石をめぐる人々との手紙や、遺された言葉の数々に、明治時代の人のへんに拗ねたところのない、健全なポジティブ志向がうかがえて興味深かった。見終わったあと、秋葉原のヨドバシへプリンタのインクを買いに行く。錦糸町の駅前で中華の夕食。思いがけず、美味しかった。
2007/10/5(金)13:58
今週の京都は暑かった。「もう10月だし」と、スパッツ着用して出かけたところ、熱がこもって気分が悪くなり、水曜日は帰宅後撃沈。もうトシなのだから、身体のホメオスタシス維持には注意せねば。季節感重視の無理したオシャレはもう出来ないトシなのね(寂/笑)。火曜日、内田樹著「村上春樹にご用心」をアマゾンで入手。なぜに村上春樹が日本の文壇で「無視」され続けるのか、それなのになぜ世界中の人々に読まれているのか、そのへんのことが書いてあります。とても興味深い。ただ、内田先生のブログから拾ってきたテキストを集めたものなので、それぞれの文章が短め。でもおもしろいです。日常の雑事「雪かき仕事」の大切さと、そこに潜むドラマ。お掃除したり、布団を干したり、自分の足を使って、役に立つかどうかわかんないことをやってみることの大切さ。うん。うん。月曜日には、いま受け持っている3年生の授業のため、ある人にゲストで来ていただくためのメールを書く。いろいろやりとりした結果、昨日の木曜日、ついに日程が決定。今月中には特別授業が実現しそう。デザインとは全く関係ない分野の方だが、おそらく、その人の語る世界の広さは、デザインを学ぶ若者にとっても、深くしみ込む滋養になるはず(詳細はまた後日)
2007/9/30(日)00:21
今日は大学の最後のオープンキャンパス。朝5時起床で新幹線に乗らなくてはなりません。あぁ。
いろんなことを思う日々。だけどすることが多すぎてそのいちいちを書き留めておく間もなく。スケジュール帳を眺めれば、文字で埋まっていない日の方が多いのに、そして一日の多くは「ぼーっと」しているにもかかわらず、次にしなくてはいけないことに急かされて、歯医者にも行けず、髪を切りにも行けず、秋の服や靴を買いにも行けず、プリンタのインクの補充もできず、眼鏡の修理にも行けず。何やってんだか。そんな日々がずーっと続いてゆく先には、一体何があるのでせうね。(シランがな、とひとりツッコミ。)
2007/9/29(土)12:17
新しいお仕事。理論社のミステリーYAシリーズは毎回、装幀家とイラストレーターが違うそうで、今回のデザイナーは高橋雅之さん。高橋さんの推薦でこの仕事をいただいた。で、昨日はその出版打ち上げ会を理論社の方が催してくださったので、新丸ビルまで出る。地下鉄大手町から地下道でそのまま丸ビルまで行けるようになっていて、東大の都市再生に関するらしい研究(時間があまりなくて、通りすがらにさらっと見ただけだが、けっこう大掛かりなイベントのよう)が展示されていた。先週の六本木ミッドタウンといい、この丸の内近辺といい、まるで細胞の増殖のように街がぐんぐん変貌、成長しているよう。新丸ビルの6階で通りすがりに見たバーは、カウンターの後ろが一面ガラス窓で、丸の内のビル群の夜景を借景に、まるで宙に浮いているようだった。カウンターの中には金髪碧眼のモデルのようなバーテンダー、フロアごとに置かれた休憩用の高級そうな革張りのソファ。木材素材を多様したエレベーターの内装、アールデコ調の照明器具。無国籍かつ、時間をさかのぼったようにさえ見える非日常の空間。ダイナミズム。刹那。きれいに着飾ったたくさんの人たち、高級な食材、この目もくらむような物量は一体どこから来てどこへ流れてゆくのでせうね。で、打ち上げ会は新津きよみさんと出版社のKさん、企画・編集のKさんと校閲のIさん総勢5名でイタリアンのお食事。当初、場違いな雰囲気に怖じ気づいていたのだけれど、だんだん打ち解け、最後は編集のKさんから花束とお茶までいただいてしまう。あぅ、うれしい。21時過ぎにお開きのあと、一人で和田倉噴水公園まで行き、アベックばっかしの中をしばし散策。
で、翌日土曜日は仕事をひとつ片付けてから、銀座まで集治千晶さんの個展へ。大学のエッチングを教えて下さっている方で、若くて美人で元気な関西のお姉さん、という感じの人。最終日だったのでご本人もいらして、少し話せた。作品は、銅版画のほか、水彩のドローイングもあり、のびやかで自由な造形にしばし見とれる。ガッシュでこんなに鮮やかで透明感のある色を造り出せるのね。自分の絵とは対局にあるような、のびやかさとはなやかさと色気に「ほー」と見とれて帰ってきました。
2007/9/28(金)14:46
ここしばらくは京都でした。後期が本格的に始まり、毎日がびゅんびゅん過ぎてゆく。防備録として書き留めておくと、16日は六本木ミッドタウンのサントリー美術館で「BIOMBO」展見物。六本木ミッドタウンは初めてだったけれど、建物を出て来たところの夜のトーキョー景色に感動。一緒だった知人と「へーんな街」と笑う。こんな街、ほかにない。赤坂に抜ける坂道に野良猫が数匹寝そべってくつろいでいた。赤坂の韓国料理の店で食事。
火曜日から京都に戻り、水曜日は3回生の授業。土曜日は入試相談会で、夕方はうどんの友のRさんと三条で食事。そのまま宿泊してもらって、翌日はMさんから突然連絡が入り、夕方一緒に自宅で食事。そのまま宿泊してもらったので、結局二連ちゃんで友人の襲撃をうける。人見知りをするブチはずっと母屋に避難。月曜日は後期初めての2回生の授業で合評。火〜木まで大学で、昨日の夜東京に戻る。十日ぶりの帰宅。ミソちんは元気。
授業のことであれこれ画策中。それに関して身の回りでシンクロニシティが起こるので、何かが呼んでいるのだと信じたいが、どうなることやら。ぁぁぁ。(意味不明ですみません)
2007/9/14(金)13:05
「かぐや」が打ち上げ成功。残念ながら多忙のためライブで見ることは叶わなかったけれど、ニュースで見るロケットの打ち上げ画像に感動しました。あの衛星にはワタクシたちの願いごとが書かれたフィルムが搭載されていて、ミッション遂行後、月面に落っことしてくれるらしい。なんだかうれしい。最近、日本の先行きに不安感漂ってますけど、まだまだ人類には調べるべきこと、目指す価値のある世界がちゃんとあるんだよ、と日本の技術者の皆さんが、そのお仕事で示して下さったよう。政府やお役人がボロボロでも、日本の庶民の力はすごい。
で、最近の私の動向は、先週の土曜日から今日まで京都。後期が始まる前の会議や研修会、親御さんとの面談会などがありました。親御さんとの面談会のあと、学食で催された親睦会で、今年入学した生徒のお母さんと並んで立ち話していたら、同僚の先生たちに「きょうだいみたい」と言われ、軽いショック。い、いーんだけどさ。若いお母さんだったし
で、11日の火曜日にはグラフィックの客員教授の浅葉克己さんがご来校。「ナマ浅葉」さん拝顔。実は去年、大学で開催された「AGI」(国際グラフィックデザイナー連盟)の総会の新聞全面広告(浅葉さんデザイン)が京都新聞の広告賞でグランプリを獲得、その授賞式で上洛されることになったので「それならば」と、大学に寄ってもらって特別授業をお願いした次第。夏休み期間中にも関わらず約130人のビジュアル学生が集合。学生の誰よりも派手なファッションで現れた浅葉さんは、いきなりひとりの学生と卓球(教室には作業机として卓球台が常時設置。浅葉さんが来ると卓球台として機能)手旗信号を披露して下さったり、今年の春のミラノでの「TOKYO DESIGN PREMIO」の映像を流して下さったりした。浅葉さんは、ウチの大学のことを本当に気に入って下さっていて、あちこちで宣伝して下さっている様子。ほんとうにありがたい。のち、一昨年退官されたT先生も加わり、先斗町で夜中まで。
2007/9/7(金)13:58
夏休みも終わり、明日から再び大学業務。なのでイラスト仕事の追い込み中。(メールをいただいている皆様、お返事遅れてすみません。いましばらくお待ちください。)最近のお仕事。新潮文庫です。
2007/9/3(月)13:19
ゆるゆる、ほっこり。
昨日は出光美術館に「仙がい」の展覧会を見に行った。いやぁ、いい絵でした。禅画と聞けば、悟りをひらくためにまじめに向き合わなくっちゃ、と身構えそうですが、この人の絵はひらたく、やわらかく、おおらか。そしてとても深い。筆でさらっと描かれたリンク先の絵「指月布袋画賛」を見てもらえばわかるのだけれど、布袋さんの左隣の子供のポーズ、何ですか、あれ。また、当時珍しかったトドを描いた「とど画賛」なんか、わざわざ箱崎までトドを見に出かけて行ったらしいはずなのに、シッポがパイナップルみたいに三つに割れてるし。オッサン、ちゃんと見てないやん。晩年、今まで描き散らした書画のことを反省し、筆を折るつもりで「絶筆碑」まで建てたのに、それでもやっぱり来続ける絵の注文に観念して晩年まで描き続けちゃったところなんかも人間くさくていいですねぇ。これから仙ガイさんのことは池大雅と共に絵の心の師匠と呼ぶことに決定。
出光美術館を出たあとは、近くのベトナム料理の店で晩ご飯。有楽町の無印が改装前のセールだったので立ち寄って遊ぶ。ナカナカいい日曜日でした。
2007/9/1(土)22:01
火〜木まで大学。その間、ずっと作品撮影など。皆既月食は見られずだったけど、前日に夕方家に戻るバスの中から、東の空にのぼってくる信じられないくらい大きな象牙色の月を見ることができた。そういえば「かぐや」の打ち上げもそろそろ。
木曜日、一緒に徳島に営業した入試課のNくんがスタッフルームにやってきて、徳島の画塾からメールが来て、先日の説明会が好評だったと聞く。あぁよかった。その夜に新幹線で東京に戻る。初めて車内でノートパソを立ち上げ、パタパタとメールを書く。電車の中って集中できますね。これから活用しよう。金曜はこもって仕事。ウチのベランダのすぐ前に電灯をたてる工事をしているらしくて、オジサンたちが至近距離で作業をしていた。昼過ぎに突然ネットがつながらなくなり、メールも送受信できなくなる。データ納品を2件抱えていたため、真っ青になる。もしや工事のせいか?と管理組合に電話しようとして、電話も繋がらないことに気付く。どうなっておるんだと焦りまくりながら、ルータ付近を点検してみると、電気のタップのルータの分だけがオフになっていた。なーんだ。焦って携帯で管理組合に電話しなくてよかった。恥をかくところだった。ほっ。
夜、世界堂で水彩絵具を仕入れる。帰りに中村屋でカレー。
2007/8/27(月)19:51
土曜の夜に東京に戻り、日曜はイラスト仕事が詰まっていたのだけれど、どうしても観ておきたかったので、夕方から目黒の庭園美術館へ「舞台芸術の世界〜ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン」を観に行く。レオン・バクストのデッサンがよかった。ちょうど去年の春、東京バレエ団の講演で「ペトリューシュカ」と「牧神の午後」を観ていたので、いろいろ重なって楽しかった。小さな額縁中心の展示は、庭園美術館にぴったり。夜間開館中だったので、19時過ぎに会場を出たところで空に十四夜の月がのぼってくるのが見られた。夜は確実に秋の気配。
2007/8/27(月)13:13
またまた久しぶりの更新。先週からいろいろなことがあった。防備録として書き留めておくと、19日の日曜の朝に飛行機で高松に飛ぶ。空港に迎えにきてくれたRさんの車で、久々のうどん巡礼。空港近くの新規の店、長田の姉妹店「長田in香の香」、道すがら偶然見つけた店、善通寺の山下、そして最後は「おか泉」の計5軒。今回は「長田in香の香」の釜揚げに一番感動。小麦の香りがぷんとして、徳利の熱いダシとからめて食す(現地人言うところの)「喉で味わう」快感に浸る。釜揚げってこんなに旨かったのね。もう、ずるずると2〜3杯は軽く食べられそうだった。山下のぶっかけもあいかわらずのブリブリぶり。讃岐うどんの底力とでもいいましょうか、生活に根ざし、庶民の舌に鍛えあげられてきた味は一過性のブームでは終わらないのかもしれない。ところで「がもう」の隣に真新しい新築の家ができていて、Rさん曰く「うどん御殿」だと地元民の間では噂だそうな。途中、休憩がてら立ち寄った「金比羅山」の参道で「梨ソフト」を味わう。しっかりと梨そのまんまの味で、大変美味しかった。金比羅さんの団扇をひとつお土産に購入。のちRさんの車で徳島まで送ってもらう。Rさんを見送ったあと、あらかじめ予約していた駅前のホテルへチェックインし、展望露天風呂に疲れを癒す。翌日は朝チェックアウトしたのち、バスで上鮎喰の祖母のお見舞いへ。10年以上会っていなかった、92歳になる祖母は、耳もしっかりと聞こえ、全くボケてもいなかった。私の顔の形が父方似で細面だとしきりに話し(母方は頬骨が出てる)親戚のだれそれがどーしたこーした話を1時間くらい喋ってから、タクシーを呼んでもらって徳島駅まで戻る。駅ビルの地下で昼ご飯ののち、こんどは大学の入試説明会のため、塾訪問。入試課のNくんとドトール前で待ち合わせ、タクシーで10分ほどの画塾へ着くと、講演会形式に机を並べて、学生さんたちが20数名待っていた。汗をかきつつ、Nくんと大学の説明をすること2時間。ビジュアルデザインとプロダクトデザインの違い、グラフィックとイラストレーションとデジタルクリエーションなどの違い、そしてそれぞれの授業内容について話す。5時頃に徳島駅に戻り、Nくんと別れてから、枚方行きの高速バスに乗車。これで3800円、3時間半で自宅近くまで帰れる。便利になった。途中、夕焼けの瀬戸内の風景に感動しつつ、夜の10時前に京都の自宅に戻る。家に入るとブチネコがノミを繁殖させていて、寝室に使っている和室がノミだらけで夜中じゅう苦悶する。当の本人ならぬ、本猫はノミトリの薬を投薬され、母屋でぐっすり眠っていたふう。
翌日は大学。スタッフミーティングで今後の予定などの打ち合わせをし、水〜木曜は記録のために学生達の作品の撮影をする。グラフィックのT先生に照明機材などを組み立ててもらい、パシャパシャと複写。金曜日は家で仕事。そして土曜日は入試相談会で大学へ。イラスト志望の高校生たちにあれこれアドバイスして、夕方の新幹線で東京に戻る。
この一週間の京都滞在で、体中をノミにかまれ、水玉模様のヒトになる。あぁ。
2007/8/17(金)20:17
昨日は猛暑のなか、濃い一日だった。まず上野の西洋美術館に「パルマ展」を観に行った。パルマといえば、チーズとプロシュート。「え?他に何かあったっけ?」というくらい、何も知らなかったわたくし。パルミジャニーノという、チーズみたいな名前の画家の絵を初めて見る。ヨーロッパに行けば、教会や宮殿なんかで、それこそ耳からあふれるほど、このテの絵が飾ってあるので、そういうくどい肉食文化に食傷気味なわたくしとしては、そんなに期待してなかったのだけど...。いつの世にも、頭抜けた才能を持つ人、というのはいるらしくて、このパルミジャニーノもそのような人であったらしい。つうか、絵を観ればわかる。ドラマティックで、色気があって、魔性も感じさせる人の表情。生き生きとして悪巧みを考えていそうな子どもたち。人間の持つそういう善悪両面をどちらもちゃんと表現できる芸術家というのは、どの分野の人でも私は好き。そういう人の存在を知ることができただけでも収穫だった。のち、猛暑の御徒町で下車して「魚の館」「多慶屋」で遊ぶ。ついでに駅前の立ち飲み居酒屋の2階で、濃いオジサンたちに混ざって、酒の肴の「サバ」をウーロン茶でつつき、煮込みをすする。帰りにお腹がイマイチだったので、森下の山利喜さんへ行ったところ、夏休みで閉店。仕方なく近所のラーメン屋で汗だくでネギラーメン。店のテレビで京都の五山の送り火の生中継を見る。NHKの特集番組だったようで、京都の伝統文化を強調した編集だったけど、ミレニアムのときに、長年の京都の歴史を曲げて、西洋の暦の「ミレニアム」に合わせて点火したのを知っている私としては、ちょっと白けたり。ま、いいけど。
2007/8/14(火)12:19
夏休み。去年まではフリーだったので、味わえなかった開放感。とはいえ、普段できなかった家事に追われているんだけれども。衣替えとクリーニング出し、仕事の資料整理と京都へ送る荷作り、など。あと、おそろしい冷蔵庫の掃除もせねば。そんななか、昨日はホテルオークラの夏のチャリティイベント「秘蔵の名品アートコレクション展」へ。連日の猛暑で溶けそうだったのだけど、藤田嗣治と熊谷守一のそれぞれの猫絵があると聞いたので「これは行かねば」と炎天下の真昼12時過ぎに家を出発。神谷町からの坂をだらだらのぼってたどり着いたオークラ別館の地下二階。ピカソから鏑木清方の雨月物語まで、和洋折衷、日本画、洋画とりまぜての逸品揃い。今まであまり興味がなかったキスリングとブラマンクの良さを再発見。山本丘人の冬の箱根の絵もよかった。で。お目当ての藤田嗣治の「猫の教室」。ニャンコ先生とチビ猫たちを擬人化したもので、顔も手足もフツーの猫が、洋服を着て何やら勉強している。先生が書いた黒板には「猫」のかけ算、足し算や「You are a cat.」の文字。それをちっとも勉強しないで床に寝転んでる猫、教室の後ろで喧嘩してる猫、壁の時計の振り子は猫のブランコ、立てかけてある白板の意味不明だけど楽しい図のあれこれ。(孕んだような馬が前脚をほうりだして座っていたり、トルソのウエスト部分を大きな裁縫ばさみが鋏んでいたり)見ていて飽きない。見ている人たちがみな微笑んでいた。隣の部屋にあった熊谷守一の「猫」は白い猫がただ箱座りしているだけの絵。地味ながら、こちらも猫好きにはツボな絵。だいたい熊谷守一の線で、猫のあの閉じた目の線を描かれた日にゃ、猫好きとしては抗えるハズなんかないんである。この二つの作品で幸せになったわたくし、ついでにちょっと贅沢をしてみようと、身の程をわきまえず、オークラのレストランに寄ってみたところ、スパゲッティが2600円(!!!)カレーが2200円くらい(←驚きのあまり、正確な金額を覚えていない)とてもじゃないが、この金額をお昼に単品料理に使う勇気はなかったので、そそくさと退散。炎天下の中、虎ノ門の駅までトボトボ歩き、駅前のプロントで750円のホタテのパスタをいただく。けっこうおいしかっただす。
2007/8/9(木)11:05
ずいぶんのご無沙汰です。生きてます。8/3〜5まで大学のオープンキャンパスだったため、忙殺されておりました。3日間、大変&楽しかったです。朝10時から夕方5時まで、受験生相手にあーだこーだ言って、ノドを枯らし(ノドが枯れる、というのを久しぶりに体験。)3日目にはややドスのきいた声になり、違う相手に同じようなことを繰り返し繰り返し喋ったので、最後には頭使わないで口だけが動くようになっていたし(「口先でモノを言う」ってのは、言い得て妙な表現ですな)自分が自分じゃないようなヘンなテンションでした。3日目に受験生に配っていたソーダ味のアイスキャンディをバイトの学生たちと一緒に食べて、ほっこり&お疲れさま。ビジュアルで3日間で600人の来場者だったそうで、これは去年よりも100人ほど増えているそう。少子化の昨今、大学が淘汰されてゆく時代に、まずはありがたいことです。それにしても付き添いで来るお父さん&お母さんの年齢が、そんなに上じゃないのが(考えてみりゃ、そうなんだけどさ)うーむ。もうすぐしたら同年齢になり、そのうち年下になってゆくのでしょう。ところで、オープンキャンパス期間中、にぎやかしに校舎のあちこちに学生たちの作品を飾ったのですが、イラストコースの2回生の前期最後の課題、マシューバーニーの映画「クレマスター3」のためのポスターも会場の入り口付近の壁にずらっと並べてみました。B2サイズ30枚以上。イラストコースでは、初めてのPCを使って、文字もレイアウトしてみるという、グラフィック的お仕事も含めた課題だったのだけど、これがねぇ、思った以上にいいのができたんですよ。お見せできないのが残念ですが、ほんの数年前は、受験生だった学生たちが、ここまで成長したのか、と去年は彼らを知らないわたくしでも思うくらいだから、同僚で一回生から彼らの担当だったK先生なぞは、感無量だろうな、と。
で、火曜日に東京に戻り、お盆期間中しばらくは夏休み。めちゃくちゃうれすい。
2007/7/30(月)14:23
今週は月曜日まで東京。土曜日の夜、寝床で内田樹さんと養老孟司さんの対談本「逆立ち日本論」をひろい読む。あとがきを読むと養老さんは対談で語った50%がカットされたらしい。理由は『不穏当すぎて活字にできない』からだとか。内田さんは100%掲載。内田さん曰く「まだまだ修行が足りません」。カットされた部分、読んでみたいなぁ。
夕方、家の裏にある小学校に投票に行く。砂町銀座で3本200円のとうもろこしをゆで、新ジャガとベーコンのグラタンで夕飯。のち選挙速報をPCテレビで見る。低いなー投票率(呆)。
2007/7/27(金)14:37
学生たちは夏休みに入ったが、教職員には仕事がいろいろとあるので今週も学校。洛北の山の中にある大学は、梅雨明けしたとたん、蝉の声がやかましくなり、夕刻にはヒグラシの「カナカナ・・・」も聞こえる。スタッフルームのベランダの大きな植木鉢の木の枝にアシナガバチが巣作りをしていて、少し前にK先生が枝ごと切り落としたのだが、昨日見ると2匹が再度トライしていた。かつて切り落とされた作りかけの巣がくっついた枝は、ひとりの学生が部屋に持ち込んで絵を描いていた。
木曜日の夜東京に戻る。最近夜の新幹線で東京に戻るとき、品川駅の高層ビルのイルミネーションや有楽町付近の風景にほっとしている。あぁ帰ってきたなぁ、と、思っているわたくしがいる。もっと若い頃、まだ東京に暮していなかったころは、表参道、青山、原宿、渋谷など、刺激的な街のエネルギーについてゆけず、そこに居場所のない自分がもどかしかった。それらのオシャレな街には、仕事的には必要な情報はあったけれど、私の居場所はなかった。場違いな場所に迷い込んでしまった田舎者。そういうスタンスで斜め目線で東京に嫉妬していた昔の私。いま江東区に暮らし、下町の日常に身を置くと、東京の風景は違って見える。意外に多い公園と緑の植栽。そして川。京都に比べると食材の物価が安く新鮮なことも驚きだったし、迷路のようになっている小道にはノラネコも多い。仕事の打ち合わせも神保町や市ヶ谷、銀座あたりが増えて、おしゃれなエリアにすり減らされるようなこともずいぶん減った。人が多いことがエネルギーを集め、それが老人でも子供でも、誰かが何がしか「うごめいて」いることで生まれる「気」の集積。メトロポリスのカオスの中で、匿名性に守られながらきちんと自分の居場所がある街。背伸びしなくても、共通のルールさえ守れば普通にしていられる場所。やっと身の丈に合った場所を東京に見つけることができた感じ。婆さんになっても、この街にいるかもしれないな、と最近思う。
2007/7/23(月)13:08
先週は夏休み前の最後の週だったので懇親会が複数。木曜日は新人教職員の親睦会で「真夏のすき焼」を食す。普段校内で顔を見かけてはいても、話をしたことのなかった職員の方々の顔と名前を確認し、その端から忘れてゆくわたくし(あぁ)。土曜日はビジュアルデザインの先生たちと四条のライオン(ビアホール)で納涼会。非常勤の方を含めて約24名の参加。テンペラと書字とデッサンとCGの先生と一緒の席につく。デッサンのK先生は夏休みにお友達とフランスのロワール川の運河をくだる自力での舟旅をされるとかで、そのお話をうかがう。途中ブルゴーニュの村々に立ち寄って、ワイン飲んで自転車でサイクリングするんだそう。う、うらやましすぎる。それよりも、もう70歳近くになってのこの行動力、というか70歳近いからこそなのかも。見習いたい。
日にちはさかのぼって、月曜日は東京からデザイナーのSさんが上洛中だったので、祇園祭の宵山の夜に祇園の割烹で食事をするという「口福」に恵まれる。Sさんの人脈からの情報のお店で、若い板前さんがきびきびと仕事をするのをカウンターで眺めつつ「ズイキとフカヒレの煮物」「いちじくの蒸煮」「ハモの炭火焼」等、いかにもな京都の味をアラカルトでいただく。(祇園で「いちげんさん」で入れ、しかもカウンターでアラカルトが食べられる店、というのは珍しいんだそう。)着物姿のSさんは、明日東京に戻るので、京都最後の夜を行きつけの老舗バーで過ごすべく、夜の祇園の町へ消えて行った。宵山の花見小路は観光客がそぞろ歩き。
金曜日の朝、河合隼雄さんの訃報を知る。意識不明になられて約10ヶ月。とうとうそのまま逝ってしまわれた(あぁ)。河合さんが本で書いてらした「臨死体験」の経験者のお話を、ぜひご本人の体験談として読んでみたかった。今頃はあ「あちら」で白洲正子さんと一緒に明恵上人にでも会いに行ってらっしゃるのかも。
2007/7/16(月)07:27
台風一過の月曜日。世間的には祝日。大学は授業日。
先週末の金曜日は神保町で打ち合わせ、土曜日は大雨でずっと家で仕事。日曜日の夜は歌舞伎。蜷川幸夫演出によるシェイクスピアの「十二夜」。東側一階桟敷の真ん中で観るという幸運に恵まれたにも関わらず、首を右に曲げて観るのがしんどくて、座椅子をずらして体育座りして観る。主演の菊之助は菊五郎の息子だそうで、初めて観たのだけれど怪しく美しかった。どの場面も舞台装置がおもしろ&美しく、蜷川幸夫さんってこういうことをする人なのね、と今さら気付く。いつもの歌舞伎の題材に比べ、洋物のお話なので全体に軽い印象なのがやや物足りなかったけれど、美しい舞台と美しい役者を観ることができたので、満足。いまから大学なので軽めの感想。
2007/7/13(金)19:50
先週末は大学のSDCの集いがあったのだけど、多忙で参加叶わず。日曜日に朝日新聞の「暮らしの風」のアップが間に合わなかったため、京都まで持ち帰り、夜中に制作する。でもおかげで絵を描く幸せというのをしみじみと実感できた。大学通勤でクタクタになっても、真夜中の自分の部屋の机の上で水彩絵具を溶き、水彩紙の上に色を重ねてゆくのはほんとうに楽しい作業だった。水曜日の朝に梱包して宅配便に出してから出勤。木曜日に東京に戻る。
2007/7/8(日)12:12
今年の春、大学に就職する前の私はメモで、自分が学生たちに私が伝えられることとして「絵を描く幸せ、楽しさを知ることは〜(中略)〜生涯の宝物になるはずだ。」と偉そうに書いた。3ヶ月働いてつくづく感じるのは「絵を描く幸せ、楽しさを学生達から教えてもらっている」という逆転現象。外見は、そこらへんを歩いている「今どき」のあんちゃん&ねーちゃんが、散らかった実習室の机の上で、何やら美しいもの、普遍を感じさせるものたちを日々、生み出しておられる。それも限られた画材〜アクリル絵の具や色鉛筆、クレヨン等〜で、そのへんに落ちているようなコピー用紙やわら半紙、ときにはダンボール箱なんかを使って。彼らに与えられた「絵を描く才能」は、一体どこからきたのだろう?ご両親が絵を描くわけでもなく(中にはそんな子もいるかもしれんが)、生活環境も生い立ちも様々。なのに「絵を描くのが好き」もしくは「何かを造り出すのが好き」という共通の「病」をかかえ、日々学校にやってきては、何かしら造り続けていらっしゃる。ことに2回生なんかは礼儀を知らない子も多く、ときどき「私は小学生を相手にしているんではなかろうか」と思うほど幼い面もあるくせに、一方でこちらの目のウロコをばりっと剥がしてくれるような、プリミティブな魅力のある絵をさらっと創ってくれちゃったりする。参ります。彼らのおかげで絵を描く楽しさを教えてもらってるのは私の方です。感謝です。
2007/7/6(金)15:22
またもや隔週メモ(泣)。
忘れないようにメモっておくと、先週の木曜日は夕方から絵本「うりひめこ」でご一緒したアニメーション科のNさんと、Nさんが特別授業に招いた編集のHさんと大学で集合し、ついでに「きりんゆらゆら」(この編集もHさん)の作者の吉田道子さんも交えて烏丸御池でお食事会。「きりんゆらゆら」は北海道でも小学校の指定図書になったそう。めでたい。20時半過ぎに退席し最終の新幹線で東京に戻る。自宅着は真夜中過ぎ。翌日は昼から打ち合わせが2件。ひとつは浜松町で、もう1件は神保町の小学館で。5時すぎに小学館前を出たところで、大雨になったので、交差点のキムラヤで大きな傘を買う。午後6時からこんどはイラストレーターの高橋くんとご飯の約束。その前に少し時間があったので、ベーグルベーグルの2階でアイスチャイ。朝から何も食べてなかったので、サーモンベーグルもひとつ。高橋くんとは、彼の希望で「富士山の野菜塾」で有機野菜のバイキング。おいしいおいしいと喜んでもらえた。よかった。お仕事情報のやりとり、彼の趣味のカートのお話などを聞く。齢40歳を過ぎると、誰しも人生の折り返しに残された時間で何を優先させるか考えるものなのかもしれないねとちょっとしみじみ。午後9すぎに小川町の駅で解散。のち自宅駅まで戻ったところで、ちょっとした事件があり、再び神保町へトンボ帰り。問題解決後、祝いたい気分になったので、そのまま仕事中の知人と集合し再び軽く食事。自宅帰着は午前1時。就寝は午前4時。(こんな生活してたら、早死にしますってわたし。)土日は仕事。月〜木は大学。水曜日、課題で使うため少し前からひとりコツコツ実験していた、とある素材の加工にやっと成功。いい気になっていろいろ作って遊ぶ。
ところで、少し前のISASニュース5月号のコラム「いも焼酎」に、エッセイを書かせていただきました。
2007/6/22(金)22:45
またもやしばらくぶりの更新です。先々週末は仕事が詰まっていてメモを書く時間がとれず、先週末はオープンキャンパスのため、東京に戻れなかったから。日々、読みに来て下さっている皆様、すみませんです。(汗)
さて、日曜日のオープンキャンパスは、ビジュアルデザイン盛況のうちに終了。前日からの準備、当日は朝から夕方までほぼ立ちっぱなし、説明しっぱなし(ビジュアルだけで300人以上の来場者)でぐたぐたに疲れて帰宅し、夜中までイラスト仕事。次の月曜日はちょうど2年生の合評の日だったので、ベニヤ板大の作品34人分の作品を見る。これが夜7時過ぎまで。翌日は朝からスタッフミーティングのために早起きし、昼からこんどは3年生の6メートル大の作品の合評、そして新しい課題の説明。さすがに休みナシはこたえます。けれど学生達の作品を見るのは楽しい。課題を出しておいていうのもナンだけど「よくこんなの作るなぁ」と毎回思う。よい作品を作られると、正直悔しいし、うらやましい。いいなぁ、若くしてこんなのが作れるんだと日々の自分の仕事絵がショボく見えてくる。私の知ってることなんか、彼らにはほとんど必要ないんじゃなかろうか。「先生はこの道でよかったと思ってますか?」とオープンキャンパスの日に高校生に訊かれた。「他の仕事は出来そうになかったから」と苦笑い。
木曜日の夜、2週間振りに江戸に戻る。金曜日は仕事。土曜日は仕事のあと、久しぶりに鍼。腰に打った鍼を筋肉が「噛んで放さない」くらいガチガチに凝っていたよう。のち森下の某居酒屋で食事。元フランス料理のシェフがひらいた店は煮込みとサーモンテリーヌがメニューに並ぶ。フランスパンに「煮込み」の汁を吸わせて食べるとビーフシチューの幸せ。
2007/6/10(日)23:27
この週末はいろいろと食事的に充実。金曜日は仕事をひとつアップしたのち、カレーが食べたくなったので神保町に出ようかと思ったのだが、紆余曲折あり、結局築地のバングラディシュカレーの店でカレーとサモサを食す。店が混んでいた上、店員の現地人っぽい人が日本語を話せなかったので、注文するだけでも一苦労。でも味はよかった。お勘定も少し負けてくれた。のち、いまひとつのお腹だったので少し歩いた先にあった居酒屋へ。客の一人と店員の一人が中国人だった。マグロの中落ちを注文したら、品切れだったので普通の刺身を中落ち値段で食べさせてもらう。ラッキー♪カウンター中の可愛い中国人の女性(女将さんの息子のお嫁さんらしい)が「まかない」で食べていた空芯菜の炒め物が美味しそうだったので、注文。モツ煮も美味しかった。常連さんに話かけられたりしつつ、ほっこり過ごす。日曜日は別の仕事をアップし、砂町銀座へ。とうもろこし、お刺身、桃太郎トマト、お肉屋さんのソーセージ、佐野みそから送られてきた味噌サンプルに、大根と赤パプリカ人参スティックを添えたもの、アスパラなど。
2007/6/9(土)23:27
金沢帰りの水曜日の朝、いつもは居間のカゴで寝ているブチが、めずらしく私の枕元の布団で眠っていた。ほほえましいなぁ、可愛いなぁと思いつつ朝方ウニャウニャ撫でたりしていたのだが、起きてみると彼女がびっこをひいていることに気付く。どうした?外傷は見当たらない。シッポの付け根、お尻の上のあたりに力が入らないらしく、左後ろ足をあげにくそうにしている。病院に連れて行ったところ、特に骨に異常もなく、打撲の可能性アリとのこと。誰かに石でもぶつけられたのだろうか。だとしたら赦せん。注射とお薬をもらい「当分は木登り禁止」とのお医者さまのお言葉。外で遊ぶのが大好きな彼女には辛いだろうが、しばらくは家の中に軟禁せねば。それにしても、痛い目にあい帰宅して、私の布団に入って寄り添って寝ようと思ってくれた彼女の気持ちを思うと、いじらしくて仕方ない。
2007/6/8(金)12:44
火曜日に金沢へ行く。入試説明会。(いまはそういうシーズン。全国あちこちで開催。スタッフも手分けして一人ずつあちこちにドサまわり。)久しぶりに在来線に乗って湖北地方から北陸の風景を眺められた(半分は寝ていたが)。現地集合だったので1時間ばかり早めに行って町をぶらぶらしようと思っていたのに、結局ギリギリで会場に着く。理由は金沢駅から乗ったバスの車内アナウンスがほとんど聞こえなかったから。(私が聞き逃しただけかもしれんけど、運転手さんにはあらかじめちゃんと『○○には停まりますか?』とヨソ者っぽく訊ねておいたので、目的地に着いたら教えてくれると油断していた。一番前に座ってたし。)しかも、そのバス、私が降りるはずだったバス停をずいぶん過ぎたあたりで、こんどはあろうことか「進路を間違えました」と車内アナウンス。迂回するため更に時間を費やし、あげく、何がなんだかわけがわからんままに「料金は要らないですから」との運転手さんの言葉を背に、見知らぬ町の住宅地にてポイっとバスを降ろされる。どうすればいいのだ、と呆然としつつ、偶然通りかかったタクシーに手をあげて、時間ギリギリに会場に到着した次第。はぁ、何なのだ。説明会はそこそこ盛況だった。陶芸とマンガプロデュースの先生、入試科の担当者と一緒にブースの中でちんと座って来客を待つ。しばらくするとビジュアル志望の生徒さんたちが次々とやってきて、ずーっと喋りっぱなし。そのまま七時過ぎに終了。さて、晩ご飯くらいは金沢っぽいお食事でもしたいなぁ、と思っていたのに、そういうイベントっぽいことは一切なく、現地解散。特急列車の時間も迫っていたので、速攻でタクシーに乗って駅に戻る。せめてお土産でも買おうと思ったのに、駅の売店は19時で閉店。お弁当さえ買えず、飲み物さえも買えず、そのまま「雷鳥」に乗車。途中の車内販売で買った「じゃがりこ」をかじりつつ、真っ暗な車窓を眺めること2時間半で京都駅に帰着。家に帰ったのは23時過ぎだった。カップラーメンで夕食。あそこは本当に金沢だったんだろうか。
池田清彦氏の「正しく生きるとはどういうことか」の文庫本を読書中。おもしろい。
2007/6/2(土)16:32
今朝の10時過ぎに香川のRさんから「若冲展観に来たら地下鉄の駅を降りたとこで100分待ち」メールが届く。おぉ。その後14時過ぎに「やっと会場脱出」メールが届く。朝、高松を出るときに水一杯だけ摂取しただけだそう。
2007/6/1(金)16:00
今日から水無月。
ジョナサン・ケイナーの星占いで、今週の山羊座は「溝に落ち込んでいる」と書いてあったので、そんな気になってしまう週末(←影響され易い)。昨日は京都の相国寺で開催中の「若冲展」に行ってきた。いま大学ではこの展覧会がブームで「若冲観た?」というのが合い言葉になってる。3週間の期間も残すところあと2日(6/3まで)で、連日ものごっつい人出のようで、チケット買うだけで30分、会場に入るのに1時間以上は待たねばならない盛況振りらしい。近くに住む非常勤の先生曰く「朝7時から並んでいる」「大型観光バスで団体が押しかける」等々、行く気をそがれるような情報が錯綜。しかし、観てきた同僚曰く「むっちゃくちゃいい」だの、学生曰く「ヤバイ」だの、これはどうしても観ておかねば、と寝不足にムチ打って、朝から出かけてみたという次第。
「開基足利義満600年忌記念」ということでの開催らしく、彼の最高傑作「動植綵絵」30幅(宮内庁蔵)と「釈迦三尊像」(相国寺蔵)、鹿苑寺(金閣寺)の「葡萄図襖絵」等が一度に観られるという、若冲ファンにはたまらない内容(あのプライス氏も来日してたらしいし)。「動植綵絵」は初めてナマを観たが、彼の「ビョーキ」をたっぷり堪能できました。絢爛、緻密、過剰。まわりの景色と比べて構成する分子の集まり方が違うんではないか?と思うほど、全面毛穴まで見えるハイビジョン状態。しかも絵。それも江戸時代の。ひょえー。前もって観ていた図録では「群魚図」とか「池辺群虫図」がおもしろそうだと思っていたけど、生で観るとやっぱしトリが秀逸。「芙蓉双鶏図」「大鶏雌雄図」「群鶏図」など、羽根の艶やかさに圧倒。あの尾羽のツヤは何をどうしたら描けるんだろう?きもちわるいくらい生き生きしてる。それに比べると前評判の高かった「美しい白」にはそれほど感動せず。細かい作業だなぁ、と思ったくらいでした。それから「動植綵絵」ほど派手ではないが、鹿苑寺の墨絵による襖絵もよかった。葡萄もよかったけれど、竹をあんなふうにモダンに描くのだね。
2007/5/27(日)19:17
週末は時間が過ぎるのが早い。金曜日はラフをひとつ片付けたあと、神保町の竹尾紙業へ紙を探しに行き、土曜日は新宿で開催された芸術系大学の合同入試説明会へ少し顔を出す。のち銀座で開催中の日本画家の中野嘉之氏の個展を観に東邦アートギャラリーというところへ行く。昨年の内之浦でのロケット見学でもご一緒した方で、この個展情報は数学の吉田先生から前日メールでいただいたもの。ちょうど中野氏ご本人が在廊しておられて、同行した知人共々お話することもできた。(展覧会は6/2まで)日曜日はたまった家事を片付け、かたわらでラフをひとつ。夕方上京中のMさんから「anaの飛行機が飛ばなくなった」メールが来る。新幹線だと帰宅は11時を過ぎるかも。しんどそう。ベランダのトガクシショウマ(絶滅危惧種)の新芽はスクスク育っている。砂町銀座では梅が並び始めた。
2007/5/25(金)11:11
2週間ぶりのメモ。これでは「日々のメモ」じゃなくて「週刊メモ」(しかも隔週)だ。外付けハードディスクを持ち歩くのが難儀で、週末に東京に戻ったときだけ更新しているのだが、週末に予定が入ったり、仕事が詰まってどたばたすると、とたんに「文章作成能力」が落ち、メモが書けなくなるんである。流暢に書いていた昔は、ようは「ヒマだった」ということかもしれぬ。で、昨日の夜に東京に戻り、久々のメモを書く。
今週は授業以外に、とある高校の大学見学があったり、ビジュアルクラス3年と4年とのささやかなパーティーがあったり、イラスト仕事の納品が4つ重なったりとハードだったわりには、久々にイノダ本店でコーヒーを飲んだり、寺町のタイシルクのお店で買い物したりと、ささやかな気分転換ができた。考えてみれば(考えなくても)イノダに立ち寄れたのは大学に就職してから初めてで、こういう「ぼーっ」としたお茶の時間さえ最近はなかったなぁ、としみじみする。タイシルクの店では、ちょうど店の人が現地から届いた夏物の新着商品を段ボールから出して荷解きしている最中だったので、そのまま気になったものを見せてもらう。ろうけつ染めの上着など、3点入手。
水曜日のパーティでは4年生のとある生徒が先日のキリ番「120001」だったと(今頃)自己申告してきたので「直後にメールくれたら前後賞もあったのに、惜しいねぇ。」と笑う。おつまみは学生達が準備してくれたのだが、クラッカーの上にオイルサーディンをのせたモノが美味しそうだったのでひとつ取ったら、クラッカーじゃなくてココナッツサブレだった(!)。ほかにはポップコーン、チョコレート、ピーナッツ、チーズ、エビ満月、生ハム、2センチの厚みにカットされたサラミソーセージ、学食で売ってるパンなどが雑然と並ぶなか、紙コップのシャンパンで乾杯。
日にちは前後するけど、月曜日はデジクリのイベント「レスフェスト」の勉強会で辻川幸一郎氏によるコーネリアスのビデオを観る。目が釘付けになった。
2007/5/20(日)15:06
入試説明会のため、今週は金曜日まで京都。京都駅近くの会場での準備のあと、画塾の先生方などへの入試説明を初体験。ちょっとよそゆきの格好で接客業しているみたいなわたくし。夕方5時半に終了し、後片付けのあと京都駅近くの居酒屋で小規模な打ち上げ。途中8時前にぬけて新幹線で東京に戻る。翌日の土曜日は突然チケットが入手できたので、新橋演舞場へ歌舞伎見物。吉右衛門と富十郎が出ている演目だったのに、眠気に負け、4時間のうち3分の1は寝てしまう。そして今日は家の雑事のあと、仕事。砂町銀座へ買い物など。魚屋の店先にサザエ。
2007/5/12(土)21:45
連休明けだからか、今週は長かったような。週末の金曜日は東京に戻って神保町の本屋で資料探し。目的の本屋では目当てのものが見つからなかったが、そのような感じの本について「青山の○○書店に行けばありますよ。いま、その類いの本を店頭で売ってるはおそらく○○書店だけです。」と店の人がソラで迅速かつ丁寧に教えてくれた。さすが。三省堂では池田晶子さんのコーナーが出来ていた。同店の美術書コーナでナポレオンの「エジプト誌」の縮小日本語版がTASCHENから安く出てたので衝動買いしてしまう。鈍器になりそうな厚みは5センチ。重かった。のち一誠堂書店の二階に初めて足を踏み入れ遊ぶ。木造の古い図書館のような佇まい。昼下がりのボンディでチキンカレー。ここのカレーはチキンとポークと野菜がおすすめだ、とトナリの席のカップルの兄サンが語っていた。チキンはちゃんとグリルで焼いたのか、とても香ばしい。らっきょをたくさん添えてもぐもぐ食べる。幸せ。
翌日は仕事。知人が探してい資料にぴったりの外国のペーパーバックを複数探して持ってきてくれる。おぉ。そして日曜日はその資料の梱包など。
さいきん内田樹さんのブログがおもしろい。一年前に漬けた日本酒の梅酒がそろそろ出来あがるころ。大学のことを夢に観るようになった。ベランダのトガクシショウマ(絶滅危惧種)の鉢植から新芽が出た。そんなこんなの日々。
2007/5/6(日)17:26
ずっと仕事だった連休。昨日は昼下がりに新宿へ出て、世界堂で水彩絵の具を買ったあと曙橋で鍼に行き、再び新宿に戻ってジュンク堂で遊ぶ。そのあと夜から原宿にオープンしたユニクロのT シャツ店「UT」へ。佐藤可士和氏デザインの店内はコンビニで飲み物を買う感覚でTシャツが買える。オール1枚1,500円で、草間彌生の金色カボチャTシャツその他合計4枚を購入。Tシャツはある種、メディアですねぇ。描かれたビジュアルはもちろん、駄菓子屋のようなプラスティックの赤いフタつき透明パッケージや、それを入れる袋も透明で、買ったTシャツの柄が丸見え。地下鉄の中で目立つったら。買い物の中身が丸見えなんて普通は恥ずかしいものだけど、むしろ見せてる方が心地よいというか、縁日の帰りに「楽しいもの買ってきたんだもん♪」感覚。こういうワクワク感覚までも作り出せてしまえるところがクリエイターのスゴさでしょうか。
2007/4/30(月)12:13
ゴールデンワイーク中も仕事(泣)
そんな中土曜日は久々に鍼に行く。首筋を揉んでもらいながら、先生に人のオーラが見えるというおばあさんのお話を聴く。お客さんの一人だそうで、彼女曰く、「お金持ちの人」のオーラは「金色」で「普通の人」のは「紫」で「危ない人」のは「濁った黄色」なんだとか。ふむ。夕方神保町の「さぼうる」でイチゴジュース。
昨日の日曜はスパイラルに「TOKYO FIBER『SENSEWARE』」を観に行った。原研哉、佐藤卓、隈研吾、祖父江慎など、デザイナー、建築家、アーチスト、プロダクトデザイナーなどの各氏が新素材の繊維で遊んでいる企画。原さんの展示は斜めに張った撥水性の高い黒い布に、下から企画展のタイトル文字を水滴で浮かび上がらせ、その水が一定量を超えたとき、玉になって転がり落ちるしかけで、観ていて飽きなかった。こういう切り口のすぱっとした気持ちのいいモノを観ると、優れたデザインってのは「必然」だなぁと改めて思う。その流れでおもしろかったモノ、佐藤卓さんの「デザインの解剖」シリーズを立ち読み。「明治おいしい牛乳」「タカラリカちゃん」等、大学用に購入してもいいかも。のち立ち寄ったHBギャラリーで森田サトルさんの展覧会を観る。コラージュを使ったお相撲さんのイラスト。椅子に座らせてもらって他の作品ファイルも拝見。なかなかセンスのいいひと。帰りにアキバの万世ラーメンに寄り、ヨドバシで少し遊んでから帰宅。夜は仕事。
2007/4/27(金)13:31
東京と京都を往復する生活もほぼ一月が終了。なんとか生きてます。そんななか、先週末の22日は東博に「レオナルド・ダ・ヴィンチ〜天才の実像」展を観に行った。入館するのに30分待ち。作品は「受胎告知」のみだったが、彼の手稿を元にした映像や模型がてんこもりで、とても充実した内容。これはおすすめ。展示物を観て、やはりダ・ヴィンチは「天才」としか言いようのない人だったことがよぅく分かった。興味のわき方が尋常じゃない。観察力や、考察力など、常人からみれば「うっとおしい」くらい緻密。「受胎告知」の絵も右斜め下から観た時に、一番自然に見えるように計算されて描かれているそうで「そこまでせんでもえーやん」と思ってしまう私は凡人。そりゃ、これだけの才能があれば、時の権力者に利用されるわなぁ、と。ところで、この展覧会は彼の手稿に「ひょろひょろっ」とスケッチさているだけの道具類なんかが、ちゃんと立体で再現されていて、おまけにその使い方を映像で流してくれるので、天才が頭の中で何を思いついたのか、凡人にもよくわかるしくみになってます。この展覧会を企画した人、模型や映像をつくった人(イタリア人らしい)にとってはさぞかし、やりがいのある仕事だったんだろうと想像。まぁ、それだけ準備は大変だったろうけど。
博物館を出たあとは総武線でお茶の水まで出て、小川町まで歩き、見つけた店で「スンドゥブ」という韓国風鍋を食す。ま、新しい味の発見。イマいちお腹が満腹にならなかったので、店を出たあと、近くに見つけたハンバ−ガー屋のアボガド入りのハンバーガーの看板に負けて入店してしまう。コンセプトがハワイなお店で大きなハンバーガーはパテが美味しく、アボガドも幸せ。
翌日23日から26日までは大学。水曜日の夜、挿絵を描かせていただいた「天使のラストメッセージ」の著者、松原ななみさんからメールで、展覧会のお知らせをいただく。ゴールデンウィーク中に渋谷のNHKだそうで、6月には京都のNHKでもあるそうです。興味を持たれた方はぜひ。
26日の夜は大学のあと東京に戻る。八重桜が散って、ベランダの前がうすピンクの絨毯になっていた。みそは元気。さいきんあまりかまってやれないのだが、自力でエサをみつけて夜だけウチの箱で眠っているよう。たのもしい。で、今日は昼過ぎに「猫のおきて」の馨歩さんから沖縄土産が届く(嬉)。
2007/4/18(水)22:02
授業も二週目に入り、大分落ち着いてきた感。昨日はデジクリの非常勤として、大学時代の同期のNちゃんが東京から来ていたので話す。しばし学生時代の気分。
学生たちの課題作品に影響されてか、自分の仕事でのラフも勢いで量産してしまう。おかげで今日はクライアントさんを悩ませてしまったよう・・・す、すみません(汗)。
そんな中、キリ番ゲッターの宮内さんから、讃岐うどんの感想メールをいただく。「かまたま」「ぶっかけ」を楽しんで下さったよう。よかった。
2007/4/13(金)19:25
今週の月曜日から授業が始まり、一回生から三回生まで、私にとって「はじめまして」の学生ほぼ100人の名前と顔の情報が一気に流れ込んできた。そんなの全部おぼえられません。新任の挨拶も何度したかわからない。何回生に何を話したのかもわからない。学内を移動する度、トイレに行く度、あちこちで挨拶されるが、それが何回生の誰なのか未だ認識できず。「おちょこ」並みのメモリしか持ってないわたくしに、プール並の量の情報が流れ込んできた。授業が終わり、スタッフルームに戻っても常に同僚がいて、電話が鳴り、画材屋がやってきて、次々と生徒たちがやってきて、非常勤の先生たちもやってきて、その対応に夜までバタバタする。やれやれと帰路の電車に乗ると、学生とたまたま一緒になり、話をしたりする(なんと同じ高校出身の子もいた)。
ずーっとひきこもってフリ−仕事をしてきたので、このカラフルな現象は私の脳の処理能力を遥かに超えている。と同時に、若い人たちに接することで、何かを確実にもらっている気がする。帰って食事をして、10時頃からこんどはイラストの仕事。二足の草蛙。ここから何かが見えてくるんだろうと信じて。
木曜日は大学の後、二週間ぶりに東京に戻る。ずっと通勤していたせいか、新幹線→タクシー→自宅の道程がものすごく楽だった。座ってお弁当も食べられるし。家の前の八重桜が咲き、ベランダのカナシデの若葉が芽吹いていた。みそちゃんは耳のうしろに瘡蓋の痕。何かがあったようだが、元気そう。
2007/4/10(火)22:49
土日はイラスト仕事を一気に片付ける。「暮らしの風」七月号の表紙、S学館のカット51点、「暮しと健康」のラフ、そして「小説宝石」への挿絵2点。たぶん今が人生で一番働いているかも。そんななか、漫画家の西原理恵子さんのサイトで、ご主人の鴨志田穣さんが先月亡くなっていたことを知る。腎臓がんだったそう。なんてことだ。池田晶子さんといい、ほぼ同世代の人の死は、足の下がくずれるような気持ちになる。
2007/4/8(日)11:38
事後報告ですが、先週の金曜日(4/6)の朝刊(ほぼすべて)の三菱自動車の「SUVはミツビシミテカラフェア」の全面広告に線画イラスト載ってます。(上1/3ほどですが)
先週はオリエンテーションスケジュールで忙殺。金曜日には新入生を連れて比叡山に登山(わたくしはヒヨワなのでバスで)。週末はイラスト仕事。おかげで東京に戻れず。都知事選の投票もできず(涙)。マジで身体が三つほしい。
2007/4/5(木)22:09
キリ番を踏まれたのは京都在住のデザイナー、宮内貴子さんでした(拍手)!宮内さんは、以前からサイトを訪問して下さっている方で、同じ京都、しかも猫好きでいらっしゃるそう。宮内さんには、できるだけすみやかに「日の出製麺」のうどんセット約16人前をお送りいたします。お楽しみに〜。
2007/4/3(火)01:56
入学式からこっち怒濤のようなスケジュールが継続中。ちょっと脳波の出方が違うかも。で、取り急ぎお知らせおば。カウンタのキリ番(120000)がそろそろかな、と。踏まれた方、カウンタ画像添付でメールくださいませ。またもや『讃岐うどん』を差し上げます。時間かかるかもしれんけど。
2007/4/1(日)20:53
29日の夜、猿江恩賜公園に夜櫻を見に行った。風邪も完治してはいなかったけど、今年の櫻を観られないのはあまりに哀しいので晩ご飯のあと、ぷらぷらと散歩。横十間川沿いの櫻並木はほぼ満開で、何するわけでもなく、木の下に佇んでしばし眺める。ほぼ真夜中で、月も美しかった。
翌日は京都へ移動。荷物が多かったので、家からタクシーで東京駅へ。車中から昨日の夜に歩いた櫻並木を見る。雑然とした下町のそこかしこに櫻色が見える。江東区ってやっぱり好き。昼過ぎの新幹線はほぼ満員で、京都駅に到着したのが午後2時30分。そのまま地下鉄で大学へ。イラストコースの非常勤の方々と一緒に新しい校舎を見学。東京駅の大丸でお土産にしたwestのチーズ味のクッキー、デジクリのM先生が一口食べて「ネコの味がする」って、ネコ食べたことあるんかいっ。のち実家に戻り別便で送っておいた荷物の整理など。実家の庭の櫻はまだ咲いていなかった。李の花は散りかけ、花梨の花は蕾み。
美大で教えることの意味について、悶々と考える日々。描く子はほっといても描く。教えることなんて、ほとんどない。私が大学で得たものは、友人と時間、そして卒業前のヨ−ロッパ旅行でT 先生が見せて下さった広い世界、それから先生からもらった数々の言葉だった。学生にとって親に出してもらった学費(中には自力で稼ぐ子もいるだろうが)で、4年という時間をクリエイトすることに使える。それだけでもう充分すぎるほど幸せなことなのだというデッサンのK先生の言葉は深い。大学は専門学校ではない。美しいもの、普遍性のあるモノを知り、自分もそういうものを創ろうとおもうこと。絵を描く幸せ、楽しさを知ることは、たとえプロにならなかったとしても生涯の宝物になるはずだ。そして、明日は入学式。私にとっても、新しい一歩。
2007/3/28(水)00:38
風邪もほぼ治る。来週から大学がスタートするので、それまでに片付けねばならない仕事など。
夕方から、先日出版された本(中に約40点ほど描いてます。猫絵もありマス。)の「お疲れさま会」があり、六本木ヒルズ(!)隣のグランドハイアットホテル6Fの「オークドア」へ(たぶん私の人生で一番高級なお肉を食す)。弁護士の先生方三名とマネージャーの女性、そして日経の編集のOさんの6人で集合。最初は「内部統制」の「ナ」の字も知らなかったわたくし。ホイっと渡された原稿(厚み2センチ)と格闘し、素人なりの理解力で考え、絵にしてみたものが、著者の方々にとって「まさにこれが言いたかった」的ツボだったらしく、みなさんずいぶん喜んで下さった。途中何度も打ち合わせに参加させていただいたのだが、その時にはうかがい知れなかった、いろんな編集的ご苦労話なども聴かせていただく。絵を描くことで、垣間みることができる、いろんなプロの方々の世界。分野の違う人たちと絵を描くことで知り合える。こういうのが楽しくて私は仕事をしてるんだろうな、などと。それにしても「難しいテキストをわかりやすい絵にする」イラストレーターの需要はけっこうあるみたいで、それもマンガじゃなくて、イラストで描ける、というのが大切なポイントらしい。(猫の加藤さんも似たようなことを仰っていた。)このへん、大学での課題に生かせるかも。
2007/3/25(日)23:23
金曜日からついに風邪に臥す。
それもそのはず、先週はあまりにハードな週だった。日曜日に思いつきで松本に遊びに行き、日帰りで帰宅。月曜日は仕事のかたわら、大学のことで作文などを書き、火曜日もその続きをしたあと、夕方の新幹線で帰京。翌日は朝から卒業式で、一次会の吉田山荘のあと、イノダで少しだけ仕事をしたのち、二次会の和民を経て、帰宅したのはてっぺん過ぎ。(他の人はなんと朝までだったらしい)次の日は朝から再び作文のあと、昼過ぎから大学で先生たちと打ち合わせをし、新しい校舎への引越のお手伝いなぞをして、夕方の新幹線で東京に戻る。そしてその夜から調子が悪くなる。ノドが痛くて鼻水が出る。以前患った花粉症の症状に加え、土曜日からは咳きも出だして熱っぽい。あぁ、やっぱし、春先は苦手。
それにしても、卒業式のあと、朝まで学生たちと酒を飲み、カラオケにも行ったらしい60歳過ぎのT先生が、ちゃんとその日の昼には大学に来て、お仕事をされている姿には感服。元気すぎる。
んでもって今日の日曜日は香川のうどんの友のRさんから讃岐うどんが届く。新規のお店らしい。冷凍と乾麺。美味しかったら(美味しそうだが)次回のカウプレにしてみよう。風邪の方は今日になってずいぶんラクになった。夕方、砂町銀座の八百屋でタラの芽を買って天ぷらにして、松本土産の蕎麦と食す。う、うまひ。それから木曜日にはY先生から就職祝いの贈り物を送っていただく。こちらは耳へのインプット。感謝です。
2007/3/22(木)21:58
昨日の今頃は三条通りの「坐・和民」だった。卒業式の二次会。昼の一次会は「吉田山荘」で懐石料理。春らしいタケノコ料理に舌鼓をうちつつ、先付けに出たハマグリの上の緑色のモノを見て「これはキゥイソース?」などと無邪気に話す学生よ(それは山椒味噌だよ)、これから社会に出て、自分の力でちゃんと稼いで、どんどん美味しいモノを自腹で食べて学んでゆくのだよ。夜の三次会の「坐・和民」の刺身と「吉田山荘」の刺身の違いは理解できたようだけど、ポテトサラダは「坐・和民」の方が「勝った」とか言わないように。「吉田山荘」にはそんなメニューはないんだから。短い間だったけれど、一緒に過ごせて私もほんとうに楽しかったです。思いがけないお手紙や贈り物もありがとう。これからが、ほんとうのお楽しみ。ようこそ君の人生へ。卒業おめでとう。気が向いたらいつでも大学に遊びに来て下さい。
2007/3/16(金)22:16
昨日は一日広告仕事。夜にメールで送ったものをその場でチェックしてもらい、修正箇所を直す。てっぺん前に再送。今日は雑誌のためのカットを数点仕上げてから別の雑誌のカットのラフ。夜、クライアントチェックから戻ってきた広告仕事の最終修正。こう書くとものすごく仕事してるみたいですが、実際は合間にベランダの植木に水やったり、猫と遊んだり、昼寝までしてます。
19時過ぎに住吉のスーパーまで買い物に出る。小名木川と横十間川のクロスしたところに架かるクローバー橋が好きで、こうやってときどきメトロ二つ分を歩く。一昨年の夏、初めて来た時には異国のように感じた町だったけど、住めば都。この平らな土地と広い空とマッチ箱を並べたような集合住宅群の風景にすっかり馴染んでしまった。それなりに適応しているワタクシ。10年後はどこにいるのやら。
2007/3/15(木)11:00
さいきん家の前の小名木川の河川工事で堤防が上1メートルほど削られた。川に沿って走る道は一車線で交通量も多く、コンクリの堤防の壁の威圧感もあり、歩きにくかったのだけど、その堤防が1メートル低くなっただけで、見晴らしが良くなって、ずいぶん明るい印象になった。すごいなぁ。壁が低くなっただけなのに、気持ちまで風通しがよくなる感じ。向こう岸も同じように工事されたので、向かいの家並みや車が走る様子も見える。ふーん、あんな家が建っていたのか。ゆくゆくは川沿いに遊歩道がつくらしいので、散歩しやすくなる。うれしい。
昨日は広告仕事の契約書に、こちらの希望を盛り込んでもらうための草案作り。のち、この4月からの連載仕事の6月分の制作。夜になって、代理店から電話でラフの戻しに関しての打ち合わせをする。
2007/3/13(火)20:11
最近学生の目を意識してこのメモを書いている。大学で「先生のHPを見てます」と言ってくれる学生がいたので、あぁ、あんまりアホなことは書いてはイカンと思った。そのせいか、以前に比べ「毒吐き」が少なくなっている。決してわたくしの心が白くなったわけではない(真っ黒のままだし)。結果、日々の出来事をそのままメモに記録する、つまりタダの日記になっている。ま、イラストレーターという職種の人間は、日々こういうふうに地味に仕事をしてるのか、と若い人に覗き見してもらい「あぁ、わたしもやってみたい」とか「あぁ、こんなのは絶対にヤだ」など、ご自由に思っていただければ幸いです。
で、今日は「降って湧いた」広告仕事のためのラフをしつつ、先方からメールで送られてきた契約書の草案を読み、個人事業主の立場についてしみじみとする。あとは昨日送ったラフのペン画の仕上げなど。夕方には久しぶりに砂町銀座へ。空豆、新ジャガ、ウドなど、春の野菜が出回りだした。それから先日お知らせした「水彩仕事」はこちら。またサイト左上のロゴマークも描いてます。
2007/3/12(月)19:53
結局土曜に丸一日かけて描いた水彩画が気に入らず、日曜は朝から描き直し。結局三枚描いて、最後のものを昨日の夕方宅配便に出す。やれやれ。
今日は朝から別のペン画ラフ。文春のチラシの色校正で印刷所から電話。あと、S学館の担当の人とスケジュールの確認などをしつつ、別の雑誌のカット仕事のラフ。夕方から鍼。今日は背中にたくさん打ってもらって、そのまま暖まった泥入りマクラ?で腰と首をあたためてもらう。うー気持ちいい。
2007/3/9(金)23:58
今週〜来週は水彩仕事の納品が重なる。どんな絵になるのか、描いてみるまでわかんない、描き始めたら最後、やりなおしのきかない水彩画を描くのは、自分でも毎回ハラハラするのだが、今年は幸か不幸か、メジャーな連載仕事(またお知らせします)が水彩で決まったので、イヤでも毎月、水彩画を描かねばならない。おまけに「くもん出版」の「文(もん)」が連載4年目に突入していて、こちらも毎回アートディレクターの杉浦康平さんの目が光るので、気がぬけない。その二つの水彩仕事の納品が重なった上、今日は突然降ってわいたような広告仕事の打ち合わせが入り、合間を縫って先方まで出向く(こちらはペン画)。おまけに今朝、数ヶ月前に納品し終えていたと思っていた本の仕事の続きの原稿が、S学館からどさっと届き、うろたえる。まだ終わってなかったのか。あと47点も描かなアカンのか。がっくしと肩をおとしつつ、楽天で安くお取り寄せした「デコポン」の皮をむく。ふぅ。
話変わって。上のような無茶なスケジュールに加え、来月からは大学が常勤になる。ホントにダイジョウブなのか、は常に考えている。でも考えても仕方ないので、やってみるしかないんでないの、とどこかでお気楽に腹をくくっている。これから先、どうなっていくのかも全く定かではないが、今そんなことを考えてもしゃーないので、とりあえずご飯を食べて寝るのである。というわけでおやすみなさい。
2007/3/7(水)11:51
4日、5日と大学の入試のため京都だった。日曜はポッカポカでセーターを着てるだけで汗ばむ陽気だったのに次の日から天気がくずれ、昨日火曜日はむちゃ寒。帰りの夜の新幹線の窓から東の空にのぼってくる月が美しく幻想的だった。(新幹線速度で見る月は、雲の形や背景がどんどん変わるのでドラマチック。)
日曜日は夜の9時頃に実家に戻り、郵便物の整理、PCのモデムの交換などをしてから就寝。翌日は確定申告書類を片付けようとしたのに、朝からメール送信ができないことに気付き、モデムを交換したのがアカンかったのかとDIONに電話したり、サーバーのサイトにアクセスしたり、メーラーのバージョンアップのためにマイクロソフトのサイトに行って迷子になったりする。「何が問題かがわからない」ので、いちいちぶつかるしかないんである。結局そのために半日つぶし(泣)なんとか復活させて(何でもポートの設定を変える必要があったらしい。そんなの、知らんがな。)数人の学生が遅れて提出した課題の感想を書いてプリントアウトし、確定申告の書類作成はできないまま、大学へ。採点が終了し、帰宅したのは夜11時過ぎで、それから確定申告の源泉票の整理なんかで3時まで(疲)。翌日は朝からラフをひとつ片付け、確定申告書類制作再び。夕方までになんとか全ての数字を出し終え、急いで荷物をまとめて夜の新幹線で東京に戻る。さすがに疲れたので東京駅からはタクシー。永代橋を渡って清洲橋までの隅田川沿いの夜景にしばし心を癒される。それにしても川の多い江東区を夜タクシーで走る時のBGMにブルースってのは似合いますね。きのうはクラプトンのアンプラグド。池田晶子さんがもうこの世にいないことの寂しさ、それでも毎日のご飯を食べて生き続けるほかないわたくしたち。
2007/3/2(金)20:30
池田晶子さんが亡くなった。46歳、早すぎる。初めて彼女の著作を読んだのが5年前。「考える日々」だった。その後「帰ってきたソクラテス」「死と生きる〜獄中哲学対話」「ロゴスに訊け」を立て続けに読んだ。「哲学」は難しいモノではないということに気付かせてくれた人。彼女がずっと書いてきた「生死」「存在」「わかる」。死の直前まで執筆をやめなかったらしい彼女は、死の間際に「死」が「わかった」んだろうか。「なーるほど、こういうコトなんだ」と笑っていたんじゃなかろうか(そんな気がする)。彼女がいなくなっても、彼女の言葉は遺る。「彼女の本を読み返すたび「言葉」はちゃんとあり、今まで通り私を励ましてくれる。だから彼女は死んではいない。わたくし的には。それにしても河合隼雄さんも意識不明になられて久しいし、私にとって、同時代に生きた「心の師匠」たちの「言葉」がきけなくなるのはホントに寂しいコトよのぅ。
2007/3/2(金)13:15
弥生。毎年この時期は風邪で寝込むことが多かったけど、今年は珍しくまだ元気。昨日は鍼。肩や首だけでなく、初めて腰にも打ってもらったら、肩こりも軽減。先生に何センチくらい入ってるんですか?と聞くと「3センチ」とのこと。でも全然感じないのが不思議。でも確実に肩こりが改善されてる。恐るべし、東洋医学。
2007/2/28(水)11:31
昨日はイラストレーターの高橋くんからキリ番ゲットのプレゼントが届く(嬉)。箱形の置き時計、パンダ仕様。留め金を外せば正面が開くしくみ。二本足で立ってる感じがして、妙になごむ形。高橋くん、ありがとー。
2007/2/26(月)20:26
昨日は先日見逃した「ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展」を見に、太田記念美術館へ。最終日だったためものすごい人出で、入館は30分待ちだった。お目当ては何と言っても北斎の「雨中の虎図」と「龍図」。人混みをかきわけ、畳にペタンと座りこんでじっと眺める。北斎の肉筆画のスゴさには、一昨年の東博での「北斎展」で脱帽したが、今回のもすごかった。ことに龍。浮世絵を観る機会があるたび、北斎と広重の違いに興味が湧くのだが、広重がお育ちのいいボンボンだとすれば北斎は貧乏長屋のジジィ(あくまでイメージです)。広重が常識人だったとすれば、北斎は破綻したひと。傍にいたら、さぞかしおもろいオッサンだったんだろう。絵の上手さは甲乙つけがたいものの、構図や色など「美」を重んじる(ように私には見える)広重と違い、北斎は「美」なんかハナから描こうとしていないように見える。そんなモノより先に、描かねばならんモノが次から次へと出てきて手当たり次第に描き続けた感じ。なのに、どうしようもなく魅力的。何なんでしょうね、この人の絵って。そんな北斎の憑かれたような迫力と我が身を持て余したような可愛らしさが同居した龍の絵。物悲しげな龍の顔もいいですが、画面右下、下半身(?)の鱗の胴体がくねるあたり、いいですよー。これがこのあとはパリに行かねば観られないのはかなり残念。
のち丸の内に移動してJAXAiで内之浦絵画コンテストの受賞作品を見る。北斎のあとに観ると、いかにも若い(あたりまえ)し、おとなしい感じがした。年齢を重ねたら、彼らはどんな絵を描くようになるんだろ。(という問いはそのまま「彼らはどんな人生を歩むことになるのかな」という問いでもアリ。)丸善の上でハヤシライスを食べたあと、六本木アクシスで開催された卒業制作展の搬出へ向かう。会場に到着すると去年の卒業生が数名たまたま来ていて、これ幸いと搬出の手伝いをお願いする。梱包作業など、2時間弱で終了。8時前には帰路につく。
2007/2/25(日)11:46
昨日から久しぶりに冷え込んだので、みそちゃんの箱に湯たんぽをいれる。昨日は病院に先日の健康診断の結果を聴きにゆく。先生の「どこにも異状ありません」との言葉にほっと一安心。家に帰ってから確定申告のための源泉票の整理など。夕方、買い物に出た道で、後ろから来た自転車のオッサンにおもいっきりベルをならされ、ヤな気分になる。たまたま老夫婦と私が3人で並んで自転車の通るスペースがなかったのからだろうけど、歩いてるひとを押しのけて(この場合「鳴らしのけて」?)まで走り続けたいのか、お前はイノシシかっ。と心の中でさけぶ(←弱気)。歩道では歩行者が優先なのだ、知らんもんね、と無視して歩き続けたら、更にヒステリックにベルをならされたので、しぶしぶ脇によける。分別盛りの年代のはずの白髪頭のオヤジ。ふん、なにさ。
気分を変えて。「セレーネキャンペーン」が2月28日までだったので、猫達の名前でも応募しておく。夏に衛星が打ち上がったニュースを観るとき、あぁ、あそこに私のメッセージが乗っているんだなぁと、しみじみしながら麦茶でも飲もう。見上げれば、そこにある月に「願い」の「ことば」が「在る」ことの不思議。わたくしたちがいなくなったあとも、月に「ことば」を遺すことができる不思議。
2007/2/23(金)12:44
昨日、2月22日は「ニャーニャーニャー」で「猫の日」。んでもってこの日に合わせて企画された『きょうも猫日和/台湾語バージョン打上げ会』で、著者の加藤由子さん、企画のGさんとの3人で神楽坂の某モツ鍋屋へゆく。「猫の日」に「モツ鍋」、合ってるような、合ってないような・・・。でも、Gさんが会社の方から教えてもらったその店のモツ鍋はとーても美味しかった。馬刺もいろんな部位(タテガミまで)食べられたし。加藤さんとは、今回で4回目のお目文字。今まで編集の方やデザイナーのOさん交えて、大人数で一緒に食事をさせていただいたことはあったけれど、3人という少人数でゆっくりお話できたのは今回が初めて。私よりもひとまわり以上年上なのに、ほんとうに可愛いらしい(と書くと語弊があるけど)方で、彼女の書く文章そのままに気っぷがよく、裏表のない、ほんとうに気持ちのいいひと。会話中、つい天然ボケをかましてしまう私は彼女に何度か「バカッ!!」と叱られたけど、それがヘンに気持ちいいの(マゾではありません)。
9時前にモツナベ屋を出て、次は神楽坂の裏通りにたまたま見つけためちゃくちゃ狭くて汚い(失礼)居酒屋へ、加藤さんが「入ろう入ろう!」と先頭切って入店。3席しかないカウンターで「あいなめ」が一匹水槽で沈んでいるのを眺めつつ、79歳のおジイさんが焼いてくれた甘い卵焼きをつつきながら、お二方は焼酎、私はコーラを飲む。動物行動学が専門の加藤さんはあちこちの動物園で解説員もされていて、多摩動物公園のオラウータンのスカイウォークについてや、パンダの消化器官について(?)あれこれおもしろいお話を聞かせていただく。ときどき、水槽の「あいなめ」と目が合うのでおかしがっていたら、店のオジィさんが「そいつはちゃんと目を合わせてくんだ。頭がいいよ。」と笑う。見上げた壁の黒板には「あいなめ山椒焼き」の文字。加藤さんが関わってらっしゃる「ネパールへ狂犬病ワクチンを送る会」のについてもうかがったりしつつ、てっぺん過ぎに解散。
2007/2/21(水)17:37
お知らせ。
いま六本木のアクシスビルにて、ウチの大学のデザイン学部の卒業制作選抜展が開催中です。ビジュアル、プロダクト、建築の3学科によるもので、25日まで(最終日は午後6時まで)。わたくしが関わった学生たちの作品はビジュアル学科、入り口入って左側の壁一面に展示されてます。東京での展覧会は初めて。京都の洛北で4年間、シコシコ制作してきた学生たちの若い感性をぜひご覧下さい。
で、今日は上記の展覧会に朝10時からアクシスへ。一日中「店番」をおおせつかったので、その覚悟で仕事や本などを持ち込んだのだが、ちゃんと担当の学生が来ていたので、途中ときどき抜けてアクシス内のショップで遊ぶ。で、みつけてしまったのが、スウェーデンの作家リサ・ラーソンの陶器。ここのサイトの真ん中あたりにある「あざらし」を衝動買いしてしまう。一緒に購入した写真集には、シロクマや狐など、ほかにもかわいい作品がずらり。こんなひとがいたんだなぁ。猫もそこそこ可愛かったけど、猫には厳しいわたくしとしては「そこそこ」では買わないのだ。(←偉そう)あとは文春ネタの文房具などを物色。
2007/2/20(火)11:44
ほぼ2週間ぶりの更新です。すみません。ざっとした日記は書いていたのですが、文章を推敲する時間がとれず、アップする気になれないまま、そのままずるずるずる・・と。昨日やっとこさ一山越えました。
で、一昨日と昨日、納品の間隙をぬって歌舞伎座へ。2月公演「仮名手本忠臣蔵」。知人が昼と夜の部、両方のチケットを一日違いでゲットしてくれたので、通しで観られた。何と言っても配役が豪華。吉右衛門に富十郎、幸四郎に菊五郎、夜の部では玉三郎に仁左衛門。座席は一日目は二階の四列目の左端で、昨日は二階の桟敷。歌舞伎体験は今回で五回目になるが、いやぁ、めちゃくちゃおもしろかった。とくに昨日の七段目の玉三郎と仁左衛門演じるところの「おかる」と「平右衛門」のくだりが最高。知人曰くこのお二方は「タカタマコンビ」と言うらしいんですが、ホントーに美しく、見ているだけで「目がお正月」って感じ。これに私が好きな吉右衛門がからんでくるので、どこをどうしたって面白い。4時間があっという間。題材が「忠臣蔵」だけに分かりやすかったし、それぞれの段の構成に、長年それぞれの時代のひとによって練られ続け、考え抜かれた、結晶のような完成度を感じました。ホント、歌舞伎ってのは日本の文化です。おばあちゃんになっても、お弁当を持って歌舞伎見物ができるひとでありたい、としみじみ。それにしても、菊五郎さんは昼では塩冶判官(浅野内匠頭)役で切腹し、夜の部では早野勘平役で切腹してた。25日の間「毎日切腹」で50回。すごい。
2007/2/16(金)15:37
昨日は夕方から弁護士さんの事務所で打ち合わせ。巌のように難しく感じた原稿だったけど、なんとか私なりに「落とし前」をつけてカットのラフ約60点余を提出。編集と著者の方々、みなさまにとても気に入っていただけたようで、ホッと胸をなでおろす。打ち合わせ先が日比谷だったので、銀座までぷらぷら歩いて、木村屋でパンなどを観察(買わない)してから、再び日比谷まで歩いて帰宅。そして今日は昨日の打ち合わせを受け、ペン入れ作業。カリカリ描いてるとベランダの外から団地に住むおじいさんとおばあさんの声。「いいひとに拾われたねぇ。よかったねぇ。」「前はびっこひいてたのにねぇ。」どうやら、ベランダ猫の「みそちゃん」のことらしい。そうか、みそちゃん、前はびっこひいてたのか。
2007/2/14(水)20:00
今日は大学へ提出するため、健康診断をしに、近所の病院へ行く。身長が1.5センチ延びていた。(驚)
2007/2/12(月)23:07
結局この3連休はずっと仕事。昨日はMさんが講習会のため上京中だったので、一緒に神保町で晩ご飯。Mさんリクエストで「富士山の野菜塾」再び。仕事とは直接関係のない勉強会に、自腹を切って四泊五日で参加中のMさんは、ヨーガンレールのロングコートがとてもよく似合っていた。仕事のことをあれこれと。女も不惑を過ぎると、あと20年の職業人生の行く末にあれこれ思うもので、Mさんはさいきん「お金もちにはなれないけれど、お金に不自由はしない。時間はかかっても、欲しいものが手に入る」と占いに書いてあったそうで、実際彼女を見ていると、ちゃんとそういうふうに生きておられる。人生は長丁場。それぞれの荷物をしょっていくしかないのよねぇ。食事のあとはコーヒーを飲みにスタバに移動し、夜10時に解散。
2007/2/9(金)15:05
昨日は夕方から公私共のお友達デザイナーのSさんと仕事の打ち合わせ。『佐野みそ』でお土産の「味噌デニッシュパン」を買い、田舎の無人駅のような佇まいの東武線の亀戸駅から電車に乗る。江東区、墨田区、足立区と荒川と隅田川に挟まれた下町をゴトゴト走る2両編成の電車は乗っているだけでブルージィな気分。東京の西の方はあまり知らないが、東エリアのこのけだるい雰囲気はけっこう好きだ。北千住の「成城石井」(?)でSさんと待ち合わせをし、去年引っ越された東京芸術センターにある新事務所へ。久々にお会いしたSさんは私よりも5歳年下の美しい方で、あいかわらず気っぷのイイ男っ前の姐さんだった。2時間ほどで打ち合わせを終えたあと、千駄木のSさんの馴染みの某寿司屋へ。この店、以前にも何度か連れてきてもらっていて、お世辞にもきれいと言えないテレビの音がするような庶民的な狭い店(カウンタ−5席、極小テーブル席2人×2)なのにネタが新鮮で大きくて本当に美味しい。なのにツマミと握りをお腹いっぱい食べて一人4000円以上は払ったことがないという、感動モノのコストパフォーマンスの店。昨日も二人で7500円だった。連日満員で予約がとりにくく、よって店の名前は秘密。
Sさんとは私が東京に越してきてから初めてお目文字が叶ったのだけれど、その間にあったお互いのあれこれを寿司屋のカウンターに並べて寿司をつまむ。Sさんは去年、本業以外のお仕事で忙殺、イタい目にも遭われたようで「もうコリゴリです」感が漂っていたものの、話を聴いていると、業界内外のいろんな人に関わり、じっと人間観察もされたようで、いっそうオトナの「女っぷり」を上げてらっしゃるようにお見受けした。
2007/2/7(水)21:25
一日かけて、水彩の仕事。大学で若い人たちの作品をたくさん観て、自分のなかでも何かがふっきれた気がした。誰のためでもなく、自分が好きな絵を好きなように描けばいいという、ごくあたりまえのことなんだけど、このトシで、まだこんなことでウロウロしてる。(苦笑)
ところで、内之浦絵画コンテストの表彰式が2月3日にJAXAiにて行われたそうです。セレーネキャンペーンも2月いっぱいまでですよ〜。
2007/2/6(火)17:10
2日から4日は大学の入試のため、京都へ。
2日、晴天の下の富士山と雪の関ヶ原の景色を両方見る。雪の積もる山の風景が美しかった。一日目の作業は午後7時過ぎに終了。2日目は午後からなので、午前中は丸太町のブルーパロットへアンティーク家具と絵のモティーフ探しに行く。途中、吉田神社でお茶とお菓子の接待をしていたので紛れ込んで一服。節分だったので人出多し。ブルーパロットでは小引き出しと少し大きめのチェストを見つけて購入。あと、イギリス製のアンティークのコルク栓(熊つき)を文春用に購入。「熊つき」については、いずれ文春のチラシで描くつもり。
のち、市立美術館で開催中の卒展へ。時間がなくてビジュアル学科のみを見学。それぞれの力作が並ぶ。ほとんどが女の子だった今年の四回生たち。学生時代を終えて、それぞれが一人になって、みんなこれからどんな道をゆくんだろう。
さて、のち大学に入り、夜7時前まで作業。翌日は朝10時からで、夕方6時頃には全てが終了。おつかれさまを言いつつも、既に次回の入